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4918.報道比較2022.7.13

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アメリカはイノベーションで脱炭素と中東依存からの脱却を目論んでいた。この先、欧米がロシアや産油国に畏怖を感じさせる武器は、計画がうまく進んでいることを示す事実だ。イノベーションはつづいている、脱炭素は止まらない、と。

Wall Street Journal
ロシア接近のサウジ、バイデン氏くさび打てるか (2022.7.13)

米ガソリンスタンド経営者、頭悩ます店頭価格 (2022.7.12)

アメリカはイノベーションで脱炭素と中東依存からの脱却を目論んでいた。その過去は誰が見ても明らか。その戦略にプーチン氏がつけ込んだとは思わない。産油国として共存を計った程度だろう。シェールで産油国のビジネスは根幹が揺らぎ、脱炭素で未来も暗くなった。これは欧米の策略?私は欧米側だからかもしれないが、イエスは30%程度。70%は温暖化での地球の未来が真剣にまずいと思っている。絵空事だと無視できる次元を、地球規模の異常気象は示している。これも欧米の描いた絵空事と否定はできるだろうが。性急すぎたやり方、政治的な思惑の存在は認める。その不信感と、あまりに一人勝ちしすぎたアメリカへの不満が、サウジアラビアをロシアに近づけている原因と私は考える。その思いにはロシアは確実につけ込んだ。アメリカ国内にさえ不信感があることで自信を深めた。これらすべての疑念にバイデン氏は答える必要がある。本来、この時に手元にあるべき武器は計画がうまく進んでいることを示す事実だ。イノベーションはつづいている、脱炭素は止まらない、と。この先、欧米がロシアや産油国に畏怖を感じさせるのも、それしかない。自分を磨け。勝つ方法はそれだけだ。

Wall Street Journal
欧州でコロナ感染急増、秋冬に医療ひっ迫懸念 (2022.7.12)

毎日新聞・社説
コロナの感染者急増 第7波への対策が急務だ

昨日、中国の警戒姿勢を取り上げていたが、今日はヨーロッパ。秋冬が近づくにつれてヨーロッパは受難が絶えない。エネルギー、食料、インフレ、ウイルス…失業が増えたらヨーロッパでも暴動が増える。警戒が必要だ。この怒りがロシアに向かったら、本当に戦争が深刻化する。比べて国内紙の毎日は、まったく役に立たない内容。失望させられるだけマイナスだ。

朝日新聞・社説
マイナンバー 地方交付税ゆがめるな

これは政府のやり方の劣化なのか、過半数超えの横暴なのか。どちらにしても追随しないと考える人が過半数を超えているのが救い。この先にあるのは、普及したがコスト削減は進まなかったという現実だろう。そういう言い訳をもう許す気はない。

朝日新聞・社説
ビル火災対策 避難の充実が急がれる

7.1の毎日と同じ話題?毎日のいいかげんな主張よりは冷静。他に話題がなかったのか?と思えるようなタイミングは違和感。

産経新聞・社説
安倍氏の警護 大失態の検証を徹底せよ

読売新聞・社説
安倍元首相銃撃 国際的な視点が欠けている

昨日には安倍氏に批判的だった朝日と毎日が同様の内容の取り上げている。応援団だった産経と読売が、なぜ遅いのかと主張しながら自らは出遅れる。この恥ずかしい現実を自省してからではないか?

読売新聞・社説
BRICS 中国主導の拡大は無理がある

外交に関しては読売は固定観念が強すぎる。ロシアと中国が絡むだけで否定から見る発想はやめたほうがいい。必要なのは批判ではなく分析。ここから何を学ぶかだ。彼らは仲間を欲しがっている。欧米は何によってそれを阻止し、欧米側に立たせたいなら何をするのかを冷静に考えるべきだ。少なくとも民主主義を彼らは望んでいない。

毎日新聞・社説
敗北した立憲民主 「提案型」の深化欠かせぬ

昨日で終わりじゃなかったのか?いつまで選挙の話をつづけるつもりなのか。

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