ORIZUME - オリズメ

4913.報道比較2022.7.8

4913.報道比較2022.7.8 はコメントを受け付けていません

ロシアの侵略が長期戦になる可能性が高まっている。騒がしさが消えたあたりから描かれていた未来。怯えているのはウクライナよりヨーロッパでは?少しでも静かな夏になることを願っている。

Wall Street Journal
ロシアは戦術変更が奏功、消耗戦が濃厚に (2022.7.7)

ロシアの侵略が長期戦になる可能性が高まっている。騒がしさが消えたあたりから描かれていた未来。怯えているのはウクライナよりヨーロッパでは?ロシアは長期戦になってもゴールが見えない。何を勝利と呼ぶのかがブレはじめている。長期戦になった時の成果が、時間をかけただけ得られる可能性が見えないからだろう。ウクライナはどれだけ長くなってもやる気だ。武器の支援さえしてくれれば食べ物とエネルギーはある。武器を支援しないとは言わせない環境はできあがっている。ウクライナが敗れれば、次はヨーロッパなのだから。冬までに終わってくれと願っているのはヨーロッパとロシア。暑さが収まる頃に事が動くか?アメリカと中国の政治イベントの前か、後か。政治が思惑で動きはじめる。それまでは少しでも静かな夏になることを願っている。

産経新聞・社説
コロナ拡大と政府 行動モデルを明確に語れ

読売新聞・社説
コロナ再拡大 感染対策の基本に立ち返ろう

産経が政府の力不足を批判しているが、誰も期待もしていないし言うとおりにする気もない。期待できる情報も思考もないなら、明確な指示ができないのは自明。こどもが親の言うことを聞かなくなるようなもの。自己責任、自己判断か?なら税金を支払う理由が判らないんだが。

毎日新聞・社説
露のサハリン2「接収」 LNG安定調達に万全を

昨日の朝日、読売に遅れただけの毎日。まったく同じ話で無価値。昨日も言ったが、考えるべきことは精神論やロシアが悪いと批判することではない。想定内のことなのだから、この不足をどのように補い、増える負担がこれくらい、だから耐えられると明示できるかだけ。政府が準備しないなら求めるべきだし、答えられないなら政府を批判すればいい。戦争になのだから是非ではない。戦略もなしに制裁に加担しているなら滅びるだけだ。耐えられる範囲内の負担で批判する。当然のことだ。それは安全地帯からしか声を上げないのとは違う。勝てるならとことんまで責められる。そんな絵も描かずに制裁しているのか?正論を言っているのか?という間抜けさに気づいてほしい。

朝日新聞・社説
参院選 社会保障改革 「負担」の合意形成急げ

参院選 科学の振興 言葉だけでなく実践を

毎日新聞・社説
’22参院選 迫る投票日 未来選ぶ機会生かしたい

読売新聞・社説
憲法改正 現実を踏まえて議論深めよ

ギリギリに選挙の話題で批判を強めた朝日。ネタが切れて説教で字数だけ埋める毎日。どさくさに紛れて憲法改正を言い出す読売。政治が低級なのは国民が低級だからとはこのこと。我々が新聞に求めているものはこんなものではないはずだが、仕事は雑。使い物にならないが惰性でカネを払う。仕事する側も延命だけだから手を抜きつづける。同じことを政治家がやっているだけ。国民もまた。
まじめに生きている人たちは世界を見ている。だからぶれない。どちらを選ぶかは自由。そういう人たちがどこから情報を得て、どう学び、どんな仕事をして、どんな未来を描いているか。危機にどう備えているかを気にした方がいい。国民の義務としての選挙は期日前投票で済ませてきた。そこから先の仕事は誰にも期待していない。期待できる人がいない。信じられる人は減っていくがゼロではない。信じられる人のために、自分の仕事をする。

Comments are closed.