
CC Attribution, NoCommercial and NoDerivatives, Photo by
JLS Photography – Alaska via Flickr
債券も株式も近未来は悲観的。ただ、インフレでキャッシュ化もリスクは大きい。対策は機動性と分散か?
タイトルはアメリカ株だが、内容は世界のマーケットすべてを俯瞰している。日本へのプレッシャーとインパクト、想定シナリオが描かれている。コモディティの話まで含めてくれれば、さらに包括的だったのだが、債券と株式だけでも十分に深い。どちらも近未来は悲観的。ただ、インフレでキャッシュ化もリスクは大きい。機動性と分散か?
日本全体の衰退、能力低下が顕著に見える。報じるメディアの能力もこの程度。怒ったフリをしていれば仕事が終わったつもり。KDDIが似た認識を持っていたなら、他社の事故を見て総務省が指導した時にどう受け止めたか、だ。当事者意識がない。自らの教訓にしない。発展して学ぼうとしない。考えるだけで動かない。準備しながら衰えるなら成熟。放置すれば衰弱。日本は典型的な後者。考えていない。
日銀短観にいつも着目する読売。継続しているからか、内容が深まってきた。企業の内部留保をコロナのインパクトがおそらく最悪だった昨年3月の数字というのが気になるが、それ以外はタイムリーに状況を捉えている。アメリカのリセッション懸念がどんどん高まっている。中国のリスタートもおぼつかない。2つの大国の景気が悪くなった時の影響を考えておくべきだろう。いま、世界の富は資源国に向かっている。日本には縁遠い。新しい発想が必要だ。
反省と対策は動いたようだが、これで十分か?誰が考えることだろう?調査させて仕事が終わり、報告を出して仕事が終わり法が変わって終わり…ルールを守ってやっていた会社には通達が行くだろう。粗雑な会社、ルールさえ知らなかった人たちに誰が伝え、動かすのか?国?それは誰?
政策の比較でもなければ、問題点の指摘でもない。たしかに政党も適切な提言がないのだろうが、気づいたことを羅列しているだけで社説?政党の政策より品質が低い。