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バイデン氏の台湾への発言が注目を集めている。計算どおりだろう。選択肢はなかった。ロシアが戦争をしている状況で、次なる紛争地にも「行かない」と言えるはずがない。中国の反応も見たかったはず。この返答で台湾が挑発的に動く可能性がないと判っているから言えた。そう考えると、日本を含めた台湾への準備はウクライナよりはずっと冷静に進展している。
バイデン氏の台湾への発言が注目を集めている。計算どおりだろう。選択肢はなかった。ロシアが戦争をしている状況で、次なる紛争地にも「行かない」と言えるはずがない。中国の反応も見たかったはず。この返答で台湾が挑発的に動く可能性がないと判っているから言えた。そう考えると、日本を含めた台湾への準備はウクライナよりはずっと冷静に進展している。中国がロシアよりも慎重になり、リスクを遠ざける状況を期待したい。
なぜか安全保障の話を避けた毎日。明らかにロシアと今後の中国を意識した会合にもかかわらずメインの話題を避けるのは間違っている。インドに期待を寄せるのは良いと思うが、中立性という言葉を平和のような神聖な感覚で扱っているなら失望するだろう。アメリカ流に乗ると整合性の取れない人種差別や政治体制があること、中国とは仲良くできないからロシアと古くから縁があるだけだ。武力で威嚇したり、軍備増強を経済効果としても意識しはじめるアメリカよりは冷静で対話に期待するのは正しいが、理念など妄想に期待しない方がいい。
全員が無責任、他人事になっていないか、本気で望んでいる人がどれくらいの数で存在するのかを知りたい。打算で経歴としての学力を求めるまでは許容したとしても、社会に貢献しないのならサポートが薄くなるのは当然。受け入れる学校は本気で良い学生のための制度と思っているだろうか?学生を増やすためだけの制度と思っていないか?サポートする文科省は本気で若者を育てようと思っているだろうか?予算を得る、消化するだけの仕事になっていないか?政治家は日本の未来のために動いているか?票を得るための計算に陥っていないか?
人間関係は嗜好品になるようだ。残念だがカネをかけないと上質にできないものになっていく。コミュニケーションもライフスタイルも階層化するなら、望んでも望まなくてもそうなる。何のための調査で、結果が出たら何をしたいのかが判らない。「国」という不明な言葉で片づける毎日は不安を煽っているだけと気づかないのだろうか?
遅い。時間だけを浪費して科学的根拠はいつもない。このやり方にうんざりする。