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精神論の我慢はいらない。必要なのは知恵。適応する能力だ。
1か月前のWall Street Journalのコンテンツをピックアップ。理由はインフレが止まるどころか加速しているからだ。2008年以前、貯蓄をまったくしなかったアメリカ人は金融危機を経て変わった。今回もアメリカ人は迅速にインフレに対応するだろう。精神論の我慢はいらない。必要なのは知恵。適応する能力だ。
朝日も大学も感覚を間違えている。コロナではじまった変化は、年単位での時間を経て日常になった。10年先に起きたかもしれない未来がウイルスで一気に到来したようなものだ。すでにオンラインで授業を世界的にやっていた大学もあった。それを特殊と片づけられた時代が過ぎ去り、誰もがそうする時代になったことに気づくべきだ。義務教育がリモートで授業をやり、社会がオンラインで仕事をするのに大学が留まっていいはずがない。
明らかに競技や選手とは違う雑音に目が向いた。改革が必要だと誰もが感じただろう。オリンピック関係者がそう感じていて変革していってほしい。今までも興味は薄かったが、今回でむしろ遠ざけたいものになってしまった。
読売の言う人への投資が終身雇用や福利厚生なら誤解している。そんな時代は戻らない。安定雇用だとしても終身はあり得ない。スポーツで言うところの複数年契約までだ。そこで成果を出した人はコーチのような道が拓ける。それで何がいけないのか?雇われる側が条件で転職を選ぶ時代になったら、使う側も条件の合う人を事業に合わせて変えていく。習得に時間のかかる事業はその時間軸が10年、20年になってもいい。変化スピードの速い時ごとと遅い仕事を同じ雇用という一言で統一することに無理がある。