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4770.報道比較2022.2.14

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国内紙は休刊。海外紙の過去の話題で興味を惹かれたものをまとめて。イノベーションの時代遷移のスピードが早い。

Wall Street Journal
米シェールブーム終息の兆し、警戒する業者 (2022.2.4)

石油大手の未来、たばこ企業の過去が指針 (2022.1.31)

大量のリチウム、カリフォルニアの地下に眠る (2022.2.7)

イノベーションの時代遷移のスピードが早い。オバマ大統領時代に開花したシェール掘削。そのイノベーションがアメリカを世界一の産油国に押し上げた。エネルギー安全保障から解き放たれ、中東への関与からも露骨に手を引いたアメリカ。それから10年も経たずに、すでに掘りやすい原油は数年で枯渇することに。再生エネルギーへのシフトを支えるくらいの期待はできそうだが、海外に輸出したり、ロシアに翻意させるほどの原油は手に入れられない。運命は良くできている。
一方で、バッテリーの主要原料のリチウムをカリフォルニアから掘り起こす技術に注目が集まっている。採算が合うならシェールのサクセス・ストーリーがまたアメリカに甦る。きっと中国への牽制にこの技術を使うだろう。必要は発明の母であり、変化に適応する種が最強という説は正しいだろう。たばこ企業も稼いだ資金を延命に使う会社と違う業態への移行に使う会社がある。石油会社の未来も似ているとするWall Street Journalの意見には説得力を感じる。
それにしても時代の遷移スピードが早いと感じるのは、私が近視眼的なのだろうか?人間の進化スピードを越えるペースで時代が流れはじめている。人は、自ら出し過ぎたスピードを制御できなくなっている気がする。その結末は破滅以外にないのだが。制御できるなら、どんなスピードでも恐くはない。問題は、どれくらいのスピードが制御できるのかを知らずに私たちは今でもアクセルを踏みつづけていることでは?

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