
CC Attribution and ShareAlike, Photo by Rafiq Phillips via Flickr
いまのおかしなマーケットの事後処理は、必ず痛みを伴う。いま感じるよりも利息のついた量で。
いまのマーケットは誰が見てもファンダメンタルズとは無関係だ。でなければパンデミックで史上最高値を更新しつづける理由が説明できない。理由は誰もが知っているとおり、中央銀行が買い支え、バラマいたカネがマーケットに流れ込んでいるに過ぎない。批判はしないが、このカネの出所は税か借金。現状が正しいとは誰も思わないだろう。借りは必ず返すことになる。いまのおかしなマーケットの事後処理は、必ず痛みを伴う。いま感じるよりも利息のついた量で。悔しいのは、そんな時でも、おかしな決断をした人が罪に問われもしないことだ。
海外紙から遅れること5日。いまの国内紙の仕事なら早い方か。今回のプーチン氏への反発は過去とは違う気がする。場合によっては失脚もあり得るほど反発が強い。力で押さえつけなければ安定を維持できないところまで追いつめられているように見える。ここまで君主化してしまった影響は、反動が起きた時に抑止できないほどプーチン氏を嫌悪するパワーに変わる。春まで持つだろうか?
コロナ対策は、欠点が各所で露呈しはじめた。いまの政権に複合的な問題を解く能力はない。今まで以上に初歩的なミスを繰り返し、まるで機能しなくなるだろう。政権交代は近いが、それがウイルスとの戦いにどんな影響を与えるか、だ。あまりに閉鎖的で無能な今よりマイナスになることはない気がするのだが…
国内紙も、そろそろオリンピックは無理だと言いはじめる時期だろう。スケジュールを考えれば、近日中に政府から観測気球があがる。国民は、当然だと反応するに違いないが。
国会が始まってから、ほとんど政治の話を無視せざるを得ない読売。防戦だけの政権と近過ぎる弊害が出ている。戦時中と同じようなミスを繰り返す理由を考えた方がいい。