
CC Attribution, Photo by Kingshuk Mondal via Flickr
重厚な内容のコンテンツがいくつもアップされたWall Street Journal。歴史は見えない場所でもう動きはじめている。
重厚な内容のコンテンツがいくつもアップされたWall Street Journal。2020年が米国史の転換点になると、誰もが予感していることを明示した。もはや根拠を示す必要もないほど混乱し、新たな秩序を求めているアメリカ。リーダーをトランプ氏に託す人は少ないと思うが、バイデン氏で安心と望む人も少ない。ただ、バイデン氏以外の人を民主党が選出していたら、トランプ氏との対比はもっと顕著で、混乱は倍増していた可能性が高い。バイデン氏になったことで、一応の平静が維持されている。格差はさらに拡がり、K字回復という未来に納得する人が増えてきた。成長する側に入るには、今がラストチャンスだ。アメリカがどんな変化を目指すかは、まだ見えない。兆候を探ろう。歴史は見えない場所でもう動きはじめている。
最後の一文が、もっとも筆者の届けたいメッセージだ。今の世界には、戦争を防ぐ意志も能力も欠如している。ロシアがウクライナに踏み込んだ時、シリアをいつまでも止められないj現実が、始まりだったのかもしれない。トルコをヨーロッパは罰することも、止めることもできない。ロシアやイランは動けず、アメリカと中国は無視している。自由を維持するコストを無駄と言い、必要な負担を遠ざけてきた。空気のように存在していた平和が危機に瀕しているが、世界は止められずにいる。劣化のスピードは想像以上に早い。
他紙の品質低下の中で、読売の情報の質がいい。日銀短観が最近の経済活動にはほとんど意味を成さなくなり、政権応援に偏り過ぎの読売の主張には信憑性がなかった。菅政権になってから距離感をリセットしたのか、まだはじまったばかりだからかは判らない。話題さえ集められない朝日と毎日に比べて、読売の情報は抜きんでている。この差は読売の努力ではない。朝日と毎日の凋落だ。海外紙と比べると品質は著しく劣り、ネット系のメディアにさえ負けるのが今の新聞。老化から脱却する気はあるだろうか?
こんな次元の低い話のために組織ができて後ろ向きな活動をしなければならないとは。オリンピックどころではない。
偉そうに朝日は語っているが、毎日が半月も前に取り上げた話題。その毎日にさえ、私は継続性のない姿勢を疑った。息の長い意識を持つべきは行政だけではない。報道も同罪だ。
ゴシップ?質が低い。2本とも似たような論調で毎日全体の劣化だろう。政治の劣化もすごいが、意図的にやっている部分もある。呑み込まれるのは失格だ。