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4146.報道比較2020.6.15

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国内紙が休刊日。Wall Street Journalから大統領選挙に関連する話題を。

Wall Street Journal
米大統領選、トランプ氏は経済以外で劣勢=WSJ/NBC世論調査 (2020.6.13)

コロナ・ショックは、トランプ氏にとっては不幸な出来事だっただろう。それでもトランプ氏は5月までは、リセッションをすべてウイルスと中国のせいにすることができた。V字回復できれば功績に。うまくいかなければウイルスと中国を叩けばいい。だが、人種問題ですべてが狂った。4年間大統領をした存在の彼は、もはやチャレンジャーではいられない。どう動いても、どこかの票を失う。完全に内政で、スケープゴートはどこにもない。まだ、ロシアも中国も、選挙妨害などしていない。まさに自滅。
世論調査は、さらに残酷な現実をトランプ氏に突き付ける。金儲け以外にトランプ氏は役に立たないと。しかも、カネの前にすることがあると社会は求めている。4年前には空気のように存在していた誇りやマナーを、トランプ氏がことごとく破壊した。人種問題でアメリカが、失ったものの大きさを悟ったようだ。分断を修復する時間は無駄に見えるが、失ったままではアメリカは崩壊する。破壊者のトランプ氏に、この役割を担わせる人はいないだろう。まだ5カ月ある。トランプ氏にはアメリカ最大の権力が手の中にある。彼はここから何をするだろう?
同じ問いを、やがて日本は自ら感じることになるだろう。戦後最長の政権が残したものは国民の借金だけ。景気回復したと思っただけの借金が増えたに過ぎない。オトナとは嘘と捏造で振るまう人たちだという感覚を日本全体に蔓延させた人たち。3.11にはあった国民の結束を、コロナ・ショックでは自衛ポリスのような疎ましい存在に変えてしまった社会。これが、安倍政権の言っていた「美しい国」という妄言の結果だと。

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