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3991.報道比較2020.1.17

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25年前の悲劇よりも25年後の現在の日本の状況を私は憂慮する。

Wall Street Journal
米中貿易紛争、休戦でも高い代償 (2020.1.16)

米中貿易戦争の休戦、より危険な世界の幕開け (2020.1.16)

米中貿易戦争休戦への社説と悲観的な未来への警告が、昨日の合意を追う。安心感を感じているのはマーケットだけか?ポジティブに受け取れる点があまりに少ないのは明らか。大統領選挙を意識しただけのことか。注視したいのが中国が批判されてきた知財関連の紛争をどこまで中国がするか、安心できないのがIT領域の解決は持ち越したこと。Wall Street Journalはこれからの米中の対立がさらに複雑化し、中東のようになる懸念を抱いている。私は、中東よりは米ソ対立をイメージしている。
日本の新聞はまったく関心を示さない。もう世界経済を追う気はないらしい。バカだ。

朝日新聞・社説
阪神大震災25年 「人を守る」復興をめざして

産経新聞・社説
阪神大震災25年 決して忘れてはならない

毎日新聞・社説
阪神大震災から25年 継承したい安心への思い

読売新聞・社説
阪神大震災25年 経験を生かして備えの進化を

国内4紙が並んで阪神大震災を伝えた理由は25年という節目だからではないだろう。他に取り上げられるトピックがないだけだ。現地の状況まで取材して書いたと思われる社説はひとつもない。産経はえらく感情的になっているが空虚で寒々しい。阪神大震災からインターネットや携帯電話の普及が急速に進んだとの記載も、オウム事件へとつながっていく日本の衰退の起点のようなタイミングも、まるで書かれていない。失われた30年と形容するなら、阪神大震災の頃、日本はまだ自らの手で運命を変えたいという元気にあふれていた。協力し合う姿勢が各所に見えた。復興計画でも紆余曲折があったのは仮設住宅くらいではないか。それに比べると2011年、そして最近の災害で復旧スピードがどんどん遅れている現状を見ると、日本の不信と無関心が蔓延する社会の分裂ぶりはすさまじい。新聞やメディアが、ここまで無責任になることは想像もできなかった。私は25年前の悲劇よりも25年後の現在の日本の状況を憂慮する。どんな苦しさも力を合わせて越えようという社会は、何も起きないが隣が飢えていても気づかない社会よりずっといい。なぜこうなってしまったのか、考えたい。

毎日新聞・社説
前法相夫妻の説明責任 まったく果たしていない

読売新聞・社説
訪日客伸び鈍化 五輪をテコに再加速したい

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