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3983.報道比較2020.1.9

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ゴーン氏の会見。リアルタイムで見ていたが、新しい事実はなかった。それでも、メディアの前で自由に語れるゴーン氏に対して、日本の検察が有罪を論理的に説明すべき義務は生じた。検察にそれができれば、ゴーン氏を批判できるのではないか?しないなら日本の司法制度への批判はつづくのではないか。

Wall Street Journal
緊迫イラン情勢、米軍駐留の行方は (2020.1.7)

朝日新聞・社説
米国とイラン 武力の応酬、即時停止を

産経新聞・社説
イランが報復攻撃 最悪の事態回避に全力を

毎日新聞・社説
イランの米基地攻撃 報復の連鎖、断ち切らねば

今のところ、イランとアメリカの自制は機能している。マーケットは安心感を享受しはじめた。Wall Street Journalが言うとおり、トランプ氏の願望は中東からの撤退。イランの期待もアメリカが中東から去ること。両者の最終的なゴールは一致している。だが、その時に描く中東のパワー・バランスが当然のようにまったく違う。オイル需要が薄らいだ今でも、簡単に去れない関与を中東にしている。ひとつずつ整理して出ていこうとしなかったトランプ氏のやり方は、たしかに乱暴。むしろ撤退しにくくなった皮肉をどう受け止めているだろう?
ようやく仕事をはじめたかに見える国内紙がアメリカとイランの対立を語ると、朝日は一方的にトランプ政権を批判。ただ、情報が古い。産経にも情報の古さを感じる。毎日だけが直近の情報をベースに、自衛隊は派遣しながら、自らの訪問は延期という安倍氏の姿勢を批判。国民全員が感じる違和感を述べている。

Wall Street Journal
ゴーン被告、逃亡後初会見 検察・日産幹部を批判 (2020.1.9)

カルロス・ゴーン大逃亡劇の内幕 (2020.1.8)

産経新聞・社説
ゴーン被告逃亡 治安態勢再考する契機に

リアルタイムで見ていたが、新しい事実はなかった。それでも、メディアの前で自由に語れるゴーン氏に対して、日本の検察が有罪を論理的に説明すべき義務は生じただろう。密室に閉じこめる権利を使って99%の有罪を手にする手法は使えない。検察にそれができれば、ゴーン氏を批判できるのではないか?
日本の新聞は無視のつもりかもしれないが、すでに脇役しか演じられない場所に追いやられている。会見前の情報しか語れない産経が哀しい。

朝日新聞・社説
「やまゆり」裁判 歪んだ意識に向き合う

毎日新聞・社説
やまゆり園事件初公判 凶行生んだ根源の解明を

朝日も毎日も消化し切れていない。語る内容を意図的に広げて事件の凄惨さから目を反らしているようにも見えるし、現実を理解しようとしていないように感じる。その姿勢が生まれる理由は、準備と取材の不足だろう。本気で語るだけの取材もしてこなかったし、裁判が始まるまでに考えたこともなかったのだろう。薄めて済ませる事件ではない。痛みを感じてでも深く考えなければならないことだ。

読売新聞・社説
世界の低金利 債務拡大のリスクに警戒を

子供の性被害 加害教員を厳しく処分せよ

どちらも正論。だが、脈絡がない。

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