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3951.報道比較2019.12.9

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ムーンショットはプレゼンテーションから生まれるのではない。コードからしか生まれないことを知っている人だけが生き残る。

Wall Street Journal
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今年のIT業界は向かい風の年だった。今年だけではなく、これからずっと社会から責任の必要性を求められ、不信の目を向けられつづけるだろう。産業構造上、在庫と生産のリスクが極度に小さいITは、人的資産への依存度が高い。それが過度なマネジメントへの依存と権力集中を招いた。うまくいっている時はいい。少人数に意思決定を委ねた方がスピードは増す。だが、うまくいかなくなった時の責任と不信も、一点に集中する。イーロン・マスク氏も、マーク・ザッカーバーグ氏も、このプレッシャーをはねのけようともがいているが、うまく機能していない。イノベーションのきっかけさえも不信を招き、リブラも、サイバートラックも、数年前の憧憬に包まれた輝きとは違う、嘲りと失笑の入り交じった批評に晒されている。この試練は、やがて他のITすべてに飛び火する。ソフトバンクはすでにその火中にいる。Amazonも、Googleも、Appleにも、その兆候は見える。輝きを失った企業には時代遅れの宣告が下る。試練だ。
それでも、ITには次のトレンドは確実にやって来る。5Gだ。AIのインパクトよりずっと大きい、インターネットとモバイルが完全に融合する時代の幕開け。このムーブメントを前に、IT界はもう一度、イノベーションとは何か、自らがしたかったことは何かを再考すべき時だ。株価やブランドよりもずっと大事なこと。ムーンショットはプレゼンテーションから生まれるのではない。コードからしか生まれないことを知っている人だけが生き残る。

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