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3922.報道比較2019.11.10

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30年でイデオロギーは死んだ。国家というものにこだわる意識も消えた。ボーダレスに、国境を越えて動いた人たちが、もっとも価値を生んだ30年だった。壊れたのはベルリンの壁だけではない。世界中の国境が、あの時にはもう消えていた。目の前の壁が壊れたことより、インターネットが世界をつないだことに注目すべきだった。30年、こだわりを捨てて自由になった人たちが、何もかもを手にした。

Wall Street Journal
成長鈍化の中国、米国型倒産手続きを受け入れ (2019.11.7)

南シナ海で中越対立 「そっちこそ出ていけ」 (2019.11.4)

AIの教育活用進む中国、ある小学校の例 (2019.10.28)

朝日新聞・社説
冷戦終結30年 新たな「壁」を崩す時だ

昨日のベルリンの壁の話を意識しても、この30年をもっともうまく立ち回ったのが中国なのは確実だ。どこよりも成長し、失ったものはほとんどなかった。その中国が、いよいよ制度疲労を起こしはじめている。指導者の問題でもあり、経済成長の限界にも見える中国の低迷。残念なほどここまでの成長に、中国以外の誰も、憧れも魅力も感じていないことだ。だから誰も助けない。同じやり方を目指そうともしない。アメリカ以上に孤立を強め、世界中から警戒されているように見える。自由主義の第一国であるアメリカは、安定した成長を維持したにも関わらず、疲労感ばかりが見えるようになった。トランプ氏になってから世界への貢献から露骨に手を引き、リーダーを降りながらカネだけは稼ぎたいという姿勢が幻滅を誘っている。世界経済を牽引するほどのイノベーションをいくつも創出しながら、貧困と失業率をいつも気にしつづける国。中国に自由があったなら、アメリカの輝きは完全に抜き去られていただろう。
アメリカも中国も、この30年で稼いだカネほどのしあわせは手にしていない。恥知らずに自分の足下を守ろうとしてきた割に、嗤われることが多くなった。誰も憧れなど抱いてもいない。ならば日本は?残念なほど老いて、稼ぐ能力を失い、もっとも力を失った国のひとつとして落ちぶれた。今の能力では、アメリカや中国だけでなく。世界の誰も日本の言うことになど耳を傾けないだろう。30年でイデオロギーは死んだ。国家というものにこだわる意識も消えた。ボーダレスに、国境を越えて動いた人たちが、もっとも価値を生んだ30年だった。壊れたのはベルリンの壁だけではない。世界中の国境が、あの時にはもう消えていたのだ。目の前の壁が壊れたことより、インターネットが世界をつないだことに注目すべきだった。30年、こだわりを捨てて自由になった人たちが、何もかもを手にした。

読売新聞・社説
厚生年金改革 適用拡大で老後の困窮を防げ

これで非正規雇用が減るなら、良い効果だと思う。雇用のコストダウンの逃げ道として使われていた非正規雇用に、社会保障を法定費用として計上しなければならなくなる。終身雇用の回避先としては、ひきつづき重宝されるだろうが、社会保障の拡充のためにも良いと思う。大企業がどんな動きをするかの方が興味深い。

読売新聞・社説
会計検査院報告 安全を守る意識が足りない

昨日の朝日は、使い過ぎの指摘だったが、読売は災害のカネの使い方が甘いとでも言いたそうな指摘。確かに昨年までを考えても、今年の豪雨が突然起きたことでないのは明らか。行政がまた自体を甘く見ていたのが残念だ。

毎日新聞・社説
北陸新幹線120両廃車 人々の足守る水害対策を

当たり前のことを述べているに過ぎない内容。社説として扱う必要があるのか?話題を追っただけでは?

毎日新聞・社説
入管施設の長期収容 人権意識が問われている

こちらも当たり前のことを述べているに過ぎない。以前からネットでも問題を指摘されて国連から批判を受けているほど情けない状況なのに、国内紙は無視してきた。未だに踏み込みが甘い気がする。人権侵害に相当するひどい仕打ちを外国人にすることが、後でどれほど大きな批判になって返ってくるかをまったく認識していない。古い世代の価値観なのかもしれないが、老害そのもの。公務員もメディアも世代交代を急いでほしい。

産経新聞・社説
病院の再編 地域主導の議論を深めよ

1か月ほど前の他紙の後追い。説得力はゼロだ。

産経新聞・社説
南シナ海問題 中国の「日米排除」許すな

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