ORIZUME - オリズメ

3849.報道比較2019.8.31

3849.報道比較2019.8.31 はコメントを受け付けていません。

この10年、テクノロジーは何の振甫も生み出していない、利益を収奪することだけに熱心だという批判。この批判は、おそらく社会全体に存在する。

Wall Street Journal
ハイテク大手の「イノベーション」は本物か (2016.8.30)

議員の発想らしい、すべては受け入れられない扇動的な言動に満ちている。聞き流した方がいい部分は、宇宙開発とITのイノベーションの比較。しっかり反省すべきは、この10年にテクノロジーは何の振甫も生み出していない、利益を収奪することだけに熱心だという批判。この批判は、おそらく社会全体に存在する。だから巨大なITプレーヤーは叩かれる。過去のように次々にイノベーションを感じていれば、人は拍手をつづけていただろう。たとえGoogle Mapが広告の先鋒だったとしても、人々はストリート・ビューを絶賛していた。その地道な取り組みを微笑んで見ていた。今では石を投げたいような表情に変わる。FacebookのLikeも、Apple Watchも、Amazon Primeも、社会の評価は称賛から嘲笑に変わりつつある。理由はシンプルに、イノベーションが止まったからだ。サービスの向上以上に、値段だけが上がる。搾取されるようにデータだけが集められる。この嫌悪感は、ITブレーヤーにとってチャンスだ。ルール・チェンジの絶好の機会なのだから。

朝日新聞・社説
来年度の予算 ばらまき封じの徹底を

読売新聞・社説
整備新幹線 投資効果の再点検が必要だ

地元も運営会社も欲しがらなくなった新幹線を省庁が推進する。これが増税の根底にある流れなら、政治が仕事をしていない。国家主義の行き過ぎだ。自民党に近い読売さえ腰が引ける新幹線を、選出された国会議員は何と言っているのか?誰だ?固有名詞をあげた方がいい。朝日は書き方を考えてほしい。抽象的で何も残らない。批判の仕方が未だに未熟だ。

朝日新聞・社説
象牙国内市場 閉鎖に向け、第一歩を

読売新聞・社説
アフリカ会議 巨大市場の成長を支援したい

アフリカの話題も朝日と読売が一致。内容には大きな差が。朝日の象牙には、捕鯨に通じる時代錯誤の印象を感じる。印鑑自体をやめてしまえば?という議論さえ良く聞く時代に印鑑と楽器?それでアフリカから批判されるなら、こだわっているのは誰?だけが気になる。朝日が踏み込むべきポイントはそこだ。
読売の話題と共通しているのは、日本はアフリカ進出では完全に中国の後手に回ったということだろう。手法を批判されているものの、アフリカ自身が日本より中国を評価しているなら、日本の出遅れはこれから先も影響するだろう。読売の社説にも目に付く課題をあげているレベルに過ぎず、具体性はない。中国は現実的な課題を認識しているはず。アフリカが大きく成長した時の果実は、確実に逃すことになるだろう。

毎日新聞・社説
ラグビーW杯日本大会 北から南までスクラムを

毎日新聞・社説
独禁法で巨大IT規制 公取委の実行力が課題だ

週末らしい話題でまとめた毎日。表層的で内容が薄く、深みがない。1分後には忘れそうな軽薄さ。日本でラグビーと言われると、元首相と日大の監督の厚顔な顔しか浮かばない。毎日の社説がそれを越えるイメージを想起させるかと言えば、ゼロ。地域の話、競技人口の話、国籍の話…何の話なのかまるで伝わらない。IT企業の話は突然にリクナビに話が及ぶ。このレベルなら必要ない。週末は休んだらどうだろう?

Comments are closed.