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3833.報道比較2019.8.15

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反省とは懺悔だけではない。行動だ。

朝日新聞・社説
8・15 戦場の記憶 時を超え、痛みを語り継ぐ

毎日新聞・社説
終戦の日と戦後処理 世代をまたいで辛抱強く

読売新聞・社説
終戦の日 国際協調の重み かみしめたい

終戦記念日。昨年、社説を意図的に休んだ産経は今年も同様。昨年はインパクトを感じたが、毎年のことになれば、関心は薄れる。カルト紙の姿勢が強まるばかりで信頼度も下がっている。相手にする必要はない。せっかくなので決算も見ておこう。

産経新聞社 平成 31 年3月期 決算短信(連結)

売上の減少は倍増し、営業利益が22%減。不動産を手放して食いつないでいるようだ。1100億のビジネスをして、利益が5億しか出ないのだから、必死に赤字決算をしのいでいるのだろう。それでもカルトでいる姿勢は、戦時中の日本のやせ我慢に見えるが…カルトでいるから得られる広告もあるようで、後に引けない事情もまた、大日本帝国にそっくりだ。破滅的な損失がある方が、産経にとっても変化のチャンスになるのかもしれない。
終戦を語った3紙の主張は、毎日が険悪になっている韓国との関係を意識した内容で心を打つ。論理的に中国と比較しているため、さらに読みやすく、納得感がある。慎重に表現をまとめたのなら秀逸。現代社会に最も好まれる表現に仕上がっている。この路線で進めば、毎日の価値は高まるだろう。
朝日と読売は、昭和時代の手法から変わらない。朝日の社説内に「ピンと来ない」と指摘された例まで挙げておきながら、自紙は反省しない。そして、韓国の話題にも触れず、面倒な話は放置したまま懺悔のみ。終戦が永遠に終わらない理由は、面倒な話をごまかしながら、頭だけ下げていれば許されるという勘違いからはじまっているのかもしれない。反省とは懺悔だけではない。行動だ。なぜ天皇陛下の敗戦への取り組みが心を打つかといえば、常に行動を先行しているからだ。私たちはどうだろう?国という形のない集合体は、果たして行動してきただろうか?

Wall Street Journal
東京の無償住宅、もらい手が集まらない現実 (2016.8.14)

74年前の敗戦を振り返るより、目の前の生活が回らない。戦後のシステムが制度疲労を起こして変化を促しているが、老化で動けない。戦後よりも痛い。そんな残念な印象を今の日本からは受ける。平和は健康と一緒で、享受している時は空気のように消費するが、失うとその価値を痛感するもの。絶対に最優先で守らなければならないもののひとつだ。一方で、貧乏や老化は、健康な分だけ病気より心が苦しいとも聞く。未来が見えない、明日が今日より良くなる気がしない日々は、平和を失うのとは違う苦しさがある。
変化を受け入れる。閉じこもらない。明るく。どんな時でも、挑戦は、精神を安定させてくれる。挑戦しなかった後悔は、失敗の痛みより苦しい。年齢や収入は挑戦とは無関係だ。

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