ORIZUME - オリズメ

3776.報道比較2019.6.19

3776.報道比較2019.6.19 はコメントを受け付けていません。

国内紙の劣化が進む。ジャーナリストも国内紙とは距離を取りはじめているのだろうか?品質が大きく下がっている。国内紙に情報収集と分析の能力は感じられない。海外紙にシフトを急いだ方がいい。

Wall Street Journal
香港大規模デモ、行政長官が甘く見た反中感情 (2019.6.18)

産経新聞・社説
香港の一国二制度 G20で主要議題に加えよ

本質的な話を、現地のジャーナリストからタイムリーに得られるWall Street Journalと、香港市民の行動を中国への嫌み程度にしか捉えていない産経。国内紙を捨てよう。日本の卑屈な発想で世界を見ない方がいい。何もかもが虚構に見える。リアルには本気で自由のために命を賭けている人がいる。
香港は自由を守った。台湾も勇気づけられただろう。北京は方針を再考したことだろう。経済の状況と、アメリカとの対立を思えば、強硬なだけでは目的は達成できないと悟っただろう。中国のやり方はより慎重で狡猾になるに違いない。アメリカは本気で自由主義にコミットする意志を持ちつづけるだろうか?トランプ氏の態度は決して香港を支援してはいなかった。貿易戦争で中国と対立しながらも、習氏への配慮なら紳士的だ。だが、自由はアメリカにとって最も重要な価値。カネを自由より優先させるのはトランプ氏らしいのだが、ポジティブにはなれない。

Wall Street Journal
イランの威嚇、欧州に迫る決断の時 (2019.6.18)

ヨーロッパに最後通告となるアメリカの強硬な姿勢をWall Street Journalが代弁。イランに対してのヨーロッパの姿勢はたしかに優柔不断だ。傍観者としては、アメリカのイスラエルへの傾注と大差ない理不尽さだが。属国扱いの日本のは口出しする権利さえない。タンカーを攻撃されたと言うのに。そして、政治もメディアもこの件に関しては沈黙。私にはヨーロッパより日本の法がずっと奇妙だ。

朝日新聞・社説
日本語教育 具体策が問われている

研究力の低迷 若手に安定と自立を

教育の話題を2つ選んだ朝日。どんどん品質が劣化する朝日自身に、朝日の人材や新規事業への投資がどのくらいなのかを聞いて見たい。人の事よりも、自省した方が良いほど、今の新聞全体が劣化している。
カネもヒトも回らないと言うのが、いまの日本なのだろう。思い付いても動けないのは、老いた人間に似た衰えを感じる。私なら、日本語の教育よりは英語か中国語を使う事を勧める。サービスに日本語が必要なのは判るが、あと10年も経てば、日本で可処分所得の多い層は英語が通じるだろう。学校へ通わせるのは移民国家を目指す事が暗黙の了解となった日本では絶対に取り組むべきテーマだが、現代史よりも古代史を教えるような無価値な教育、文化や伝統に固執する教育は、未来を思えば優先順位は低いと英断しなければならない時期に来ている。研究力の低迷は、科学者側には長期投資に値するだけの説明能力を求めるべきだろう。腰を据えて投資する企業は日本にもまだある。海外で日本の人材に期待する組織も多い。その人たちに、数年で得られるベネフィット以上の価値を伝えられなければ、研究はつづけられない。これは今にはじまった事ではない。そして日本の企業は、内部留保の使途を考えるべきだ。貯め込むのは企業がすべきことではない。殖やすのが企業の責務だ。

毎日新聞・社説
2000万円問題と年金制度 正確な知識・情報を土台に

毎日は勘違いしているようだ。年金問題は、理解不足ではない。信頼の欠如だ。なぜ厚労省のような解説を毎日が繰り返す必要があるのか?有識者会議を繰り返すような内容に価値はない。

読売新聞・社説
大阪地震1年 災害に強い都市どう築くか

携帯解約金下げ 「囲い込み」是正し競争促進を

新潟で地震があった時に1年前の地震を振り返る社説しか準備できない読売。もうひとつは選挙対策のような携帯電話販売の規制。怠慢と政府迎合しか感じられない。

Comments are closed.