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3724.報道比較2019.5.1

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新聞が社会に責任ある立場でコメントを発したら、それなりのインパクトがある時代が、もう終わったようだ。今日の新元号スタートの社説が、その衰退を露呈している。

朝日新聞・社説
即位の日に 等身大で探る明日の皇室

産経新聞・社説
新時代にふさわしい国家戦略を 論説委員長・乾正人

毎日新聞・社説
令和時代に入る日本 変化にしなやかな適応を

読売新聞・社説
平成から令和へ 平和と安定へ努力重ねたい

新聞が社会に責任ある立場でコメントを発したら、それなりのインパクトがある時代が、もう終わったようだ。これは元号の節目でもなく、経済よりは老害世代の劣化から起きている気がするが。その衰退を露呈させたのが、今日の新元号スタートの社説だ。もはや産経は国民に発する立場の責任を負えない。固有名詞で語るのは自由だが、老害極まりない雑言が並ぶ。若い世代でなく同世代からも嫌われるだろう。冷静な視点で語れているのは朝日のみ。毎日と読売も平成の30年がなぜ敗北とも衰退とも呼べる状態に陥ったかの現実さえまだ捉えていない。報道を比較するという視点で新聞に着目するアプローチは、もう成立しない。今日、完全にこの企画の軌道修正を意識した。日本のジャーナリズムの死は近い。信頼にも値しない。批判するためにはじめた企画ではなかった。ここまでのスピードの劣化を、自らにも起こり得る例として学びたい。

Wall Street Journal
アップルiPhone売上高17%減、1-3月期も減収減益 (2019.5.1)

アップルのデザインチーム、中核メンバー退社へ (2019.4.26)

Appleに変化が起きている。驚いたのは「iPhone事業減速の打撃をAppの収益と音楽配信で相殺した」という記述。そこまでサービスの収益を増幅させることができるなら、Appleの事業シフトはすでに成功しつつあると言っていい。まだ映像コンテンツはスタートしていないし、彼らは広告という他社が常套手段として使いながら、疎まれるビジネスに手を出していない。地に足を着けたまま、シェア10%程度の自社のエコ・システムからだけで、着実に収益を上げている。彼らがデバイス・ビジネスを手放したわけではない。ハードウェアとソフトウェアが融合するビジネスを、むしろもっと創出しやすくなっているのではないか?

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