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3690.報道比較2019.3.28

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アルゴリズムが差別を誘発する。すでに現実になっている事実。テクノロジーが倫理と対峙する瞬間は、もうはじまっている。

Wall Street Journal
アルゴリズムによる差別、法律でなくせるか (2019.3.27)

兵器のAIを昨日、毎日が神妙に語っていたが、我々の生活の中に埋め込まれていくAI、アルゴリズムによる差別の方が、もっとインパクトがあり、恐れるべき事態だろう。医療、金融、交通、通信、教育、福祉、サービス…あらゆるシーンでITは利用され、アルゴリズムが細部で人間の意志の届かない判断をはじめている。データは勝手に分析され、Wall Street Journalのいうバイアスは作為の有無にかかわらずエンジニアとサービス提供者によって埋め込まれる。意図しない結果に人が驚かされたり、謝罪する場面も増えるだろう。ITは倫理と向かい合う場面は、今後、各所に見られるはずだ。エンジニアはどうあるべきか?ニュートラルで、オープンであることが価値になるのは確実だ。

毎日新聞・社説
ゲノム編集食品のルール 疑問が多い拙速な結論だ

厚生労働省が担当というのが最悪だ。もっとも信頼できない機関が取り返しのつかない事を勇み足で決めようとしている。政治は機能していない。このツケは私たちが負う事になる。不安だけで終わると楽観するのは間違っている。

朝日新聞・社説
教科書の進化 「格差」を縮める道具に

昨日、他紙が取り上げた話題に遅れた朝日。意外にも、いつもの批判的な論調はなく、非常に前向き。変化を称賛するような内容だった。朝日が教育に柔軟な姿勢を見せるのは珍しい。私は期待して受け止めたい。良い変化だ。

朝日新聞・社説
ゴラン高原 国際秩序崩す米の短慮

一昨日に毎日が取り上げた、日本人が苦手で、アメリカにすり寄る政治家には目を反らしたいテーマ。朝日はその毒性を安倍氏批判に利用している。前述の社説と違い、朝日の悪い部分が全面に出ている。

毎日新聞・社説
新年度予算が成立 何のため国会はあるのか

読売新聞・社説
後半国会 活性化へ与野党は力量高めよ

予算という重要な話題をタイムリーに捉えたのは毎日だけ。だが、社説の中身は予算の話ではなく政権批判。タイトルが間違っている。おそらく意図的だろうが。卑屈だ。読売は毎日と同じ話題を、表題は真面目に、内容は露骨に政府を評価して語る、いつもの迎合ぶり。政治以上にメディアが機能していない。

読売新聞・社説
ボーイング事故 航空機市場の寡占が心配だ

737MAXの話題。事故を掘り下げるのかと思えば、マーケット・シェアを理由に飛行機の調達への懸念に話題が移り、なぜかMRJの話題に。酔っぱらっているのかと思えるほどの無意味な主張。支離滅裂。

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