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3689.報道比較2019.3.27

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Appleの魅力は色褪せていないと思うが、もはやAppleにエッジはない。それは、数年前から感じているとおり。今回の戦略変更は、そこからの軌道修正というよりは、むしろさらにエッジから遠ざかる決断だ。

Wall Street Journal
アップルTVをサムスン端末で? 新戦略の賭け (2019.3.27)

アップルが売り込む「価値観」、クック氏の勝算は (2019.3.27)

今回のAppleのイベントも深夜に起きて観たが、気持ちはニュートラル。心が踊ることはなかったが、失望もしなかった。Appleはソニーのようになりたいのだろうか?と思いながら、今のソニーが失った輝きを思えば、なぜ?とも思う。Wall Street Journalが言うほど、今さら他の企業のプラットフォームに対応することが大きな利益の源泉になるかは、私には判らない。あまり興味が湧かないのは、そこから得られる収益でAppleが成長したとしても、ITの世界で新しいワクワクが生まれるとは思えないからだ。Android向けのコードをAppleが書いても、Apple TVがNetflixやAmazonに対応したとしても、WindowsでiTunesがどういう存在だったかを思えば、未来は何となくイメージできる。たしかにCook氏が率いるAppleの品質はすばらしい。が、斬新でもない。平均以上の出来栄えが維持されることは期待できるが、驚くような機能が組み込まれることもないだろう。6月のWWDCに、今年はエントリーしなかった。昨年の成熟した会場での体験を思うと、日本国内で作りたいものを優先した方がいいと判断したのが理由だ。Appleの魅力は色褪せていないと思うが、もはやAppleにエッジはない。それは、数年前から感じているとおり。今回の戦略変更は、そこからの軌道修正というよりは、むしろさらにエッジから遠ざかる決断だ。

産経新聞・社説
小学教科書の検定 領土明記を授業に生かせ

毎日新聞・社説
新指導要領の教科書 考える授業の実現手段に

読売新聞・社説
小学校教科書 使いこなす指導力を磨きたい

教科書や指導方法に新聞が過敏に反応するのは教育への意識を考えれば良いことだと思うが、産経のカルト的な視点には賛成できない。戦時中のような感覚がむき出しだ。読売が教員の指導力を話題にしているが、主張の根拠はあるのだろうか?熱意に欠ける?簡単に片づけていい話ではないが、抽象的過ぎる。毎日のバランス感覚が中立で読みやすい。朝日がこの話題を捉えられなかった理由は何だろうか?

朝日新聞・社説
夫婦別姓 政治を動かすために

タイ総選挙 民主化にはまだ遠い

教科書よりも夫婦別姓とタイ?しかも夫婦別姓の批判は裁判所と政府の動きの鈍さに集中している。この偏りは産経のカルトに近い。批判のための話題選び、批判前提の主張に固執しているように見えてしまう。改めた方がいい。

毎日新聞・社説
現実味帯びるAI兵器 手遅れになる前に規制を

私は映画を発想する感情的な部分には共感しないが、AIが兵器に使用されるのを無条件に禁止するような条約、制限は必要だと思う。理由は、まだ人間が予測もつけられないからだ。AIが人間に突き付けるのは、倫理をロジカルに規定した決断だ。倫理が各国の感覚で違う以上、世界に共通したアルゴリズムをAIに規定することはできない。そんな状況でAIが兵器に使用されれば、結果は倫理の破綻に陥る。遺伝子組み換えと同じようなジレンマを人間が越えるのにどれだけ時間を使うか、考えるべきだ。

読売新聞・社説
中伊が覚書署名 「一帯一路」攻勢に揺れる欧州

EUは共同体としての意思決定と、各国の意思決定をうまく使い分けているつもりかもしれない。過去のしたたかなヨーロッパなら、EUとして中国にコミットメントすることはないだろう。だから中国は国単位での協力をイタリアに要請したのだろうし、イタリアも国としてならリスクが少ないとのEUへの配慮と、他国を出し抜くような先行者利益を期待したと見るのが自然ではないか。

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