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3632.報道比較2019.1.30

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新聞は、もうジャーナリズムと呼べるレベルの影響力を現代社会に与えていないのだろう。新聞社からも、仕事への責任感はまるで感じられない。報道比較の企画も、いまの日本の新聞の衰退を見ると、潮時だな、と痛感した。

Wall Street Journal
アップル減収減益、課題の大きさ浮き彫り (2019.1.30)

ついに明確な数字として、Appleの低迷が顕在化した。技術的な影響力はどんどん低下していたが、デザインや慎重な意思決定は安定性を維持していたのだが。バフェット氏が「買い」と言い出した頃が、もっとも売り時だったのだろう。モバイルの次を提案する力が、いまのAppleにあるようには見えない。成長が止まったことより、次の芽がまったく見えないのが不安だ。

朝日新聞・社説
海の生態系 「真の保護区」を広げよ

毎日新聞・社説
「戦後最長」の景気拡大 賃金が伸びぬ構造のまま

立憲民主と国民民主 潰し合っている時なのか

読売新聞・社説
通信の秘密 市場変化に合わせた保護策を

外国人就労拡大 政府主導で支援を強化せよ

この報道比較の企画も、いまの日本の新聞の衰退を見ると、潮時だな、と痛感した。国会が始まったばかりで凪いでいるのかもしれないが、気になる話題はいくらでもある。海外紙が見ている5Gの覇権、Appleの減収減益は、明らかに経済活動に新たな節目が近づいていることを示している。だが、日本の新聞のセンスでは、これらの感覚に明確な差がついている。読売のペース・ダウンは、年末から顕著になり、もう取り戻すつもりのない。産経はカルトな視点で先鋭化して、もはや取り上げる事さえできない。日経は無駄に社説を会員コンテンツという不毛な扱いに切り替えた。朝日のセンスはピントがずれはじめ、毎日は政治オタクの視点から脱却できない。新聞は、もうジャーナリズムと呼べるレベルの影響力を現代社会に与えていないのだろう。新聞社からも、仕事への責任感はまるで感じられない。同じ価値観で動いている人たちがいるなら、無視した方がいいと思える老害だ。海外紙はすでに次の大統領選挙を社説に取り上げている中、日本の新聞の感覚は失われた30年をタイムスリップしたような前時代のものだ。この感覚と決別した方がいい。真剣に、この企画の方向性を再考しようと思う。

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