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3622.報道比較2019.1.20

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週末にばらけた話題。興味深く、考えたくなるトピックが多い。騒がしい話題よりも、見えない場所に次のトレンドが宿っている。

Wall Street Journal
テスラ、7%人員削減 「モデル3」値下げ目指す (2019.1.18)

度重なる「テスラショック」、いつまで続く成長期待 (2019.1.19)

自動運転車、盛り上がりにブレーキ (2019.1.18)

テスラに昨年から試練がつづいている。昨年はマスク氏の個人的な資質に絡む問題が中心だったが、今回の問題はもっと本質的で致命的だ。自動運転が遅れるほど、テスラにとっては都合が悪い。既存の自動車会社は自動化しないでも今までのビジネスをすればいい。IT企業には他に取り組むテーマはいくらでもある。UBERのようなビジネスモデルを持つ新興ベンチャーとテスラには、話題性も含めてかけがえのない価値が自動運転にはある。ビジネスの先細りが確実に見えているテスラのマーケット環境。昨年のような精神状態では、マスク氏のリスクはさらに大きくなる。

毎日新聞・社説
外国籍の就学不明児 見過ごすのは恥ずかしい

素晴らしい視点。最近の毎日は冴えている。アメリカは、不法入国者にさえ教育は提供する。市民の人権への意識がそうさせる。日本にそこまで徹底した人権意識はない。ルールや過去の事例を求め、良識や慈愛の精神は見えない。平然と誰もが冷徹になる。受け入れがたい日本人の特性だ。この環境で移民政策を進めた政権は、大きなリスクを内包してしまったようだ。毎日には徹底してこのトピックを追求してほしい。

読売新聞・社説
電波利用料 使途を精査し有効な活用を

利権の話?増税の話?NHKの話題が注目されている時期に聞くと、政治が負担増加へ予防線を準備しているように感じる。

朝日新聞・社説
脱フロン対策 温暖化防止へ削減急げ

フロンで騒然とした時代から時間が経過して痛みを忘れていたが、まるで管理していないせいで状況は悪化したままのようだ。こういう制度の運用を粛々とやれるのが日本人の優位性だったと思うが、今でまったく期待できそうもない。代替フロンのさらに代替が必要とは、私は初めて知った。この領域での日本の技術力はどの程度なのだろう?運用できる能力の回復とともに気がかりだ。

産経新聞・社説
東京五輪招致 疑惑解明に総力をあげよ

この話題、社説で最初に取り上げたのが1.13の産経だった。その後も産経は気にしているようだ。産経が本腰を入れた時のしつこい取材力は頼もしい。期待している。

朝日新聞・社説
トランプ2年 危うい米外交の劣化

昨日、産経も取り上げたトピック。産経は中国批判の傾向が強過ぎたため、取り上げなかった。朝日も批判に偏っている。孤立していくトランプ氏の意思決定がさらに個人的に、しかも突発的になっていく懸念は大きいが、一方で民主党が下院の過半数を獲ったブレーキの意味は正しく認識すべきだ。この2年で世界が混迷した事実を、すべてトランプ氏の意思決定に転嫁するのは間違っている。これから先の問題も、すべてトランプ氏に問題があると見るのもおかしい。ずっと賛同するだけの安倍政権の方がずっと問題だと思うが。

毎日新聞・社説
イプシロンロケット成功 民の力生かす宇宙開発に

この話題も、昨日産経が先行したもの。今日の毎日と内容が酷似。またどこかに見本原稿があるのかを疑いたくなる状況。2紙ともガラパゴス化する日本の閉鎖的で、価値に見合わない高額な価格設定に疑問を呈している。デフレで賃金差が減っているなら、なぜ日本の価格が高くなるのだろう?企業の価格戦略が前時代的で機能していないのでは?これは他の産業にも当てはまる惨状だ。

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