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3606.報道比較2019.1.4

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Apple Shockに対応できた国内紙はゼロ。期待もしていなかったが。

Wall Street Journal
iPhoneが鳴らす世界経済への警鐘 (2019.1.4)

アップルが売上高予想を下方修正、中国で急減速 (2019.1.4)

アップル、中国メーカーに苦戦 消費者の心つかめず (2019.1.4)

Apple Shockは問題の原因を中国に見出した。事実だろう。だが、Appleがリーマン・ショックをIPhoneで易々と乗り越えたのを振り返ると、今回の低迷には残念な思いの方が強い。世界経済やマーケットのトレンドなど無関係なイノベーション。国境も政策も超越するテクノロジー。Appleをずっと愛してきた立場としては、10年でAppleが失ったものの大きさを感じずにはいられない。
マーケットはAppleのメッセージをうまく消化してトランプ氏にプレッシャーをかけるつもりかもしれないが、トランプ氏がこの程度の痛みで心変わりするとは思えない。Appleが中国に知財や貿易障壁としてどれだけの不利益を被って来たか、Appleの生産がアメリカにどれだけの恩恵をもたらすかを思えば、トランプ氏はむしろ語気を強めるだろう。
日本は為替マーケットでも痛いスタートを切った。新聞は安穏と予定原稿でやり過ごしている。この弛緩が安倍政権の結果なら、日本の未来は徹底的に暗い。

朝日新聞・社説
日本経済のこれから 目指す社会像の再確認を

言葉遊びのような主張をするより、失敗してもいいから挑戦していれば、ひとつくらいはヒットが打てただろう。日本の失敗は挑戦しない意識が蔓延している事に尽きる。リスクの取り方を学ぶべきだ。

産経新聞・社説
人口減少の加速 「現状維持」から決別を 縮小でも成長する国目指そう

ひさしぶりに偏りのない論じてもいい社説だが、内容は矛盾が多い。成長を求めないと言いながら成長を模索し、外国人労働者を批判しながら労働力確保を求める。ひどい品質だ。

日本経済新聞・社説
平成の次へ 新たなジャパン・モデルの構築を

奇妙なロゴまで添えて書いた割に、内容は薄い。まるで考えた事のないテーマばかりなのだろう。空論ばかりだ。ならば専門家でも取材すればいいのに…コンテンツづくりのセオリーさえ見失っているようだ。

毎日新聞・社説
次の扉へ 冷戦終結から30年 融和と協調を求める年に

重厚な内容だが、いまの日常に有益な情報はない。正月明けには良いテーマだったかもしれないが、Apple Shockのような事態がいつも起きつづけるのが今の時代だ。過去を振り返るなら、目的がいる。無意味に過去を紐解く余裕は、残念ながら今の時代にはない。

読売新聞・社説
揺らぐ国際秩序 「自国第一」で安定は築けない

日本の話はどこに?海外ばかり気にしていられる余裕はないと思うが。

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