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3602.報道比較2018.12.30

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今年の年末の社説は、回顧より現実を見るものが多い。読売のセンスは奇妙だが、毎日の視点は興味深い。

産経新聞・社説
TPP発効 飛躍につなぐ好機とせよ 保護主義封じる自由貿易圏に

日本経済新聞・社説
TPPで自由貿易の旗高く掲げよ

昨日、毎日が先んじたTPP。産経の主張は昨日の毎日に酷似。模範原稿があるかのようだ。日経はなぜ政治を中心に話すのだろう?経済紙なのだから、経済の視点から語って欲しい。TPPのメリットやデメリットを改めて語ってはどうか?

朝日新聞・社説
安倍政権2018年 政治責任とらぬ悪例残す

昨日にひきつづき、朝日は批判社説。直球の安倍政権批判だ。感想は昨日と同一。森友・加計学園で朝日が評価された理由は、批判ではなく事実を見つけてきたことだ。求められる仕事をしてほしい。

毎日新聞・社説
沖縄市町村に直接交付金 根拠法なき恣意的配分だ

毎日の社説と、露骨な安倍政権の手法を見れば、朝日が声を荒げるのも判る。醜いことを平然とやる最低な政治。こんな大人にだけはなりたくないと思うリーダーシップを首相がやっている。誠実でいることが難しい。それでも自分を見失いたくないと思っている人は、今の日本にどれくらいいるだろう?

毎日新聞・社説
児童相談所の役割 虐待の一掃に向け全力を

毎日の感覚には同意するが、この種の問題の解決には継続性と論理的なシステムづくりが重要だ。年末に思い出すだけでは何も変わらない。ずっと考えつづけるには?感情を排して破綻しないシステムを根付かせるには?せっかくの良い視点を本質的な問題解決につなげて欲しい。

読売新聞・社説
訪日客3000万人 さらに伸ばすには工夫が要る

毎日の沖縄の話題の後に読むと、素直に喜べない。徴税や収益と、政治主導で決められるシステムが、リンクしている。その意思決定を政治が思惑でコントロールしている。その意思がなくとも疑ってしまうほどの行政の介入。中国か?とWall Street Journal が嗤うのも頷ける。これで国家が潤っているならいい。現実は借金が膨れ、増税がはじまる。おかしくないだろうか?

読売新聞・社説
パイロット飲酒 基準の強化はやむを得ない

なぜこの話題を?年末のこの時期に?読売のセンスが判らない。後追いの姿勢を読売はやめるべきだ。

Wall Street Journal
アップルが1兆円損した今年の投資とは (2018.12.28)

うまくいかなくなった時の冷や汗をAppleに感じる。一時は求められていたイノベーションも、完全に過去のものになった。収益が増え、株価が上がればAll OKと評価するのがマーケット。逆に値が下がればどんな正論も無価値と切り捨てる。手放しで喜ばれていた自社株買いが否定される風向きの変化を、いい刺激にしてくれるといいのだが。

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