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3600.報道比較2018.12.28

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年末らしい凪いだ社説が揃った。日本の報道の劣化が目立った今年。海外紙へのシフトを勧める。

朝日新聞・社説
災害列島に生きる 正しく恐れ、備えるために

読売新聞・社説
地震なき津波 インドネシアの惨状を教訓に

年末に災害の話題を選んだ朝日と読売。年末らしさは朝日に感じるが、報道の緊迫感は読売が勝っている。現実を直視することの方が、読者が報道に求めるものなのだろう。人が結束するのも自然への脅威の克服がもっとも迅速で強力だ。時折、思い返すべき感覚だと思う。

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産経新聞・社説
中国漁船の蛮行 違法操業に厳正な処罰を

毎日新聞・社説
海自機にレーダー照射 韓国に明確な説明求める

年末に韓国のレーダー照射が話題になり、中国を産経が取り上げる状況。産経の感覚は相変わらず。韓国との関係悪化は拍車がかかっている。社会全体が敵対視しはじめているのが気になる。国交のゴール設定もないからだろう。相手の行動に苛立たないためには、明確なゴール設定がもっとも適切だ。日韓ともに目的がない。

産経新聞・社説
ゆうちょ限度額 倍増の影響に懸念拭えぬ

毎日新聞・社説
不祥事続いたスポーツ界 権力かざす指導に決別を

読売新聞・社説
IWC脱退へ 商業捕鯨に将来展望はあるか

他紙が取り上げた話題の後追い。内容も似通うケースが増えている。まだ意図的にやっている気はしないが、品質は確実に下がっている。リソースが足りないなら、違うやり方を考えたらどうだろう?

日本経済新聞・社説
7年目の安倍政権 国民にわかりやすい外交を期待する

日本経済新聞・社説
監査役会の働きに透明性を

どちらも年末の緩みが感じられる社説。内容は薄く、残るものはない。今年の日経の品質劣化は大きかった気がする。挽回を期待できるだろうか?

Wall Street Journal
ロボット化の波に乗るには:現実を直視せよ (2018.12.3)

少し古いが、2018年らしい話題を。常識的に考えれば思い浮かぶ典型的な意見。経済は確実に成長し、社会は発展するだろう。残念だが人間は簡単に能力をスイッチできない。未来を見て変化に適応するかが常に富の安定を生む。努力と挑戦が富に直結すると、改めて認識する。

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