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3555.報道比較2018.11.13

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世界は単純化できるほど簡単ではないのも事実。逆に想像するほど複雑ではなくシンプルであったりもする。ひとつの見方に当てはめて柔軟性を持たないのが、もっとも危険だ。

Wall Street Journal
第1次世界大戦終結100年、欧州で平和の祈り (2018.11.12)

産経新聞・社説
第一次大戦100年 協調だけで平和は保てぬ

毎日新聞・社説
第一次大戦終結100年式典 米欧の亀裂を印象づけた

第一次大戦終結のセレモニーに産経と毎日が反応。批判的な内容は似通っているが、ぜひWall Street Journalの画像中心のコンテンツも見て欲しい。記号化されたような固定観念だけの感情より、リアルな1枚の写真が現実を見せてくれている。世界は単純化できるほど簡単ではないのも事実。逆に想像するほど複雑ではなくシンプルであったりもする。ひとつの見方に当てはめて柔軟性を持たないのが、もっとも危険だ。100年を経て学ぶべきことは、対話だけはやめないのが平和への道といことだろう。

朝日新聞・社説
入管法審議へ 政府の前のめりを正せ

日本経済新聞・社説
社会不安招かぬ外国人政策へ議論深めよ

毎日新聞・社説
就労外国人 膨大な論点 複数委員会で連合審査を

また安倍政権が姑息な手法を取りはじめた。集団的自衛権の解釈を内閣がしたり、辺野古の埋め立てを進めるために省庁の手続きで進めるという意味不明なやり方に似ている。事を進めるためなら手段を選ばない最低の手法。公務員は徹底的に抵抗しないと危険だ。なし崩しに事が進んだ時、事故が起きて責任を取らされるのは行政を担当する公務員だ。政治家は逃げていなくなる。政治のために文書を改竄したような自殺行為をつづけるべきではない。本質的な議論を避けるために、姑息なやり方を見つけているが、これもまた公務員がした仕事だろうが、国を壊すような行為に加担すべきではない。

朝日新聞・社説
辺野古移設 工事を止めて対話を

沖縄を援護するような社説。沖縄が考えるべきポイントを朝日は理解してる。得るべきは外圧、日本国内の支持、ムーブメント。アプローチは抵抗ではなく対話。沖縄を応援している。

読売新聞・社説
年金給付抑制 検査院の報告をどう生かすか

最長裁判員裁判 検証を負担軽減につなげたい

読売は審議入りくらいでは移民政策を話題にしたくないようだ。真面目に取り上げた他の話題は興味深い2点だが、これで他紙に出遅れる姿勢が最近目に付く。マイナス面も考えた方がいい気がする。
最近、検査院の仕事が良く取り上げられる。企業活動の監査役のような位置づけで重要な役割を担っている。オリンピック経費の時は、何でも合算し過ぎだとの指摘も出たが、問題提起には十分に機能した。今回の指摘も適切だ。行政よりも政治の意思決定を問題視しているのが正しい。
裁判員制度への読売の問題提起も注目に値する。問題点を指摘しているだけで終わっているのは残念だが、当初の目的のためには制度が疲労している感覚が大きいのを指摘したのはすばらしい。今の政権に裁判員制度などを語らせると不安だが…

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