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3534.報道比較2018.10.23

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トランプ氏の交渉スタイルが前面に出たINF破棄表明。プーチン氏はどう動くだろうか?

朝日新聞・社説
核軍縮の破棄 歴史に逆行する愚行

産経新聞・社説
INF条約破棄へ 核抑止態勢の再構築図れ 惨禍を避けるための選択だ

日本経済新聞・社説
米ロと中国は核軍縮を逆行させるな

毎日新聞・社説
米がINF条約離脱方針 核軍拡の歯止めを外すな

Wall Street Journal
ロシア高官、トランプ氏のINF全廃条約離脱表明を非難 (2018.10.22)

トランプ氏の交渉スタイルが前面に出たINF破棄表明。Wall Street Journalは完全に無視。ロシアの対応を載せただけに留めている。騒ぐほどのことでもないと見ているのか、中間選挙やトランプ氏の思惑に乗りたくないという自制心が働いたのかは不明。ただ、無視する姿勢は読者には無関心にも見えるため、この反応はWall Street Journalにとってはマイナスだと思う。
ロシアの脅威に晒されているヨーロッパが拒絶反応を示すのは当然で、脅して自分の意志を通すようなトランプ氏のスタイルもヨーロッパは未だに受け入れない。NATOのコストをトランプ氏の批判に合わせて負担するなら、INF破棄は受け入れ難いに違いない。
日本の新聞の反応は、読売だけが取り上げなかったが、他紙の様子を見てからというよりは、単純に仕事が遅い。産経だけが前向きに捉えている。日本にどれくらい産経に共感する人がいるのか気になる。ロシアや中国が約束を守らないから条約を破棄するという発想は筋が通っているかに見えるが、なぜ守らないのか?と詰問して交渉の武器にする方が合理的なはず。それを拒絶して混乱を意図的に作り出すのがトランプ流なのだろうが、プーチン氏はどう動くだろうか?

朝日新聞・社説
気象予報士 地域防災に技能生かせ

秀逸。興味深い提案だと思う。資格としては役に立ちそうだが、うまく活かされていない印象は、朝日の言うとおり感じる。ウェザーニュースが求めるのも気象予報士ではなくシロートのツイートになっている状況だ。気象サービスにとって観測のデータがあれば予報士がいらないのなら、別のサービスを模索するのは重要だ。気象がビジネス価値を創出する可能性は、まだ十分にあると思う。予報士自身が模索するという朝日の発想に共感する。今の時代なら、可能では?

日本経済新聞・社説
歴史ふり返り新時代ひらく時

読売新聞・社説
明治150年 熱気ある国造りに何を学ぶか

週末に朝日が取り上げた話題。10.21も政府の式典のPRに過ぎないと思っていたが、今日の日経と読売はさらにその色が濃い。先日の朝日の方がずっと綿密に歴史を調べて書いていた。日経の社説は明治などどこかに行ってしまい、現代までの時代を連ねているだけ。書けないなら無理に取り上げる必要もないと思うのだが。この社説のせいで、むしろ明治という時代への印象が悪くなってしまった。

毎日新聞・社説
省庁の水増し是正策 障害者雇用の質が大事だ

行政にもペナルティを課せばいい。予算を削る、ポストを削る…手法はいくらでもある。

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