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3533.報道比較2018.10.22

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日中友好40年という節目ばかりに目が行く日本。アメリカの経済紙は、貿易と覇権の争いをしていても、視点はいつもの通り極めて冷静で実直だ。嫌な湿度と表現したくなる陰湿で応えの出ない感情はない。アメリカのように大人になれなければ、米中の闘争が終わった後、関係を修復するのは日本ではなくアメリカだろう。

Wall Street Journal
中国の巨額投資、たどり着いたのは「先のない道」 (2018.10.22)

中国経済減速、「バズーカ期待」は時期尚早 (2018.10.22)

朝日新聞・社説
日中平和友好 40年 主体的外交を練る契機に

産経新聞・社説
安倍首相の訪中 米中新冷戦踏まえた対応を 「一帯一路」への協力は危うい

毎日新聞・社説
日中友好40年 民間経済の役割 相互依存が安定もたらす

日中友好40年という節目ばかりに目が行く日本。毎日は昨日から連載だったようだ。今日は経済の話題が多く、考えさせられる内容がある。昨日よりは質が高い。朝日は昨日の毎日の焼き直しのような内容。産経はいつものカルトな固定観念に染まり切っている。他紙が指摘する日本国内の反中感情につけ込むような主張。
アメリカの経済紙を見ると、貿易と覇権の争いをしているが、視点はいつもの通り極めて冷静で実直だ。嫌な湿度と表現したくなる陰湿で応えの出ない感情はない。思想と経済は分離しているし、政治と経済はリスクの観点で関連を分析する。日本の発想が、アメリカのように大人になれなければ、米中の闘争が終わった後、関係を修復するのは日本ではなくアメリカだろう。

読売新聞・社説
eスポーツ 健全な普及へ弊害にも留意を

興味深い話題を取り上げた読売。興味の源泉は球団を保持しているからだろうか?プロ野球や実際のスポーツとの関連が文中に目立つ。eスポーツは、エンターテインメントとビジネスとしては、確実に世界で発展するだろう。それはゲームやITが世界に浸透するからというより、人間はあらゆる能力を駆使して競争することに没頭し、興奮するからだ。ルールが競技の魅力を増し、プレーする人の技能が高まっていけば、さらに魅力が高まる。スポーツという物理的な技能とは違う、新たな能力が人を魅了するはずだ。

日本経済新聞・社説
異端児が問うネット時代の流通モデル

シアーズとユニー?まとめて語るべき話題なのだろうか?流通というカテゴリだけでまとめて語るのは、あまりに乱暴では?
ドンキの成功の中核は安さであって、目を引く陳列は飾りだ。個人に意思決定を委ねて規模を追求してここまで伸びてきたのは、伸び代が安売りにまだ伸び代があるだけ。そのドンキさえネットをどう使いこなし、店舗に価値を持たせつづけられるかは模索しつづけている。シアーズの悲惨なショッピングモールは、昨年あたりから話題になっていた。ユニーの立場とはまったく異なる。日経の主張は支離滅裂だ。

日本経済新聞・社説
五輪経費の透明化をめざせ

語り尽くされた感のある古いトピック。最初にこの話題を社説で報じたのは毎日の10.6。半月以上前の社説をコピペしたような内容の日経。情けない。

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