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3530.報道比較2018.10.19

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Wall Street Journalがソフトバンクに生じる懸念を報じているが、日経よりずっと本質的で日本国民の利害に沿っている。孫氏はいまだ態度を表明していない。開催の23日が迫っている。

Wall Street Journal
孫氏とサウジ皇太子の蜜月、巨大ファンドに落ちる影 (2018.10.18)

日本経済新聞・社説
サウジ記者失踪の真相究明を

昨日の朝日のピントも甘かったが、今日の日経もため息が出るほどレベル低い。日本の新聞の能力は、もう読むに値しない。Wall Street Journalがソフトバンクに生じる懸念を報じているが、ずっと本質的で日本国民の利害に沿っている。
孫氏が投資先ではなく、資金源に頭を悩めるのは、たしかにこれが最初だろう。サウジが指摘するとおり、サウジが退けばソフトバンクのビジョン・ファンドは存在しないに等しくなる。ようやく投資事業という顔を前面に打ち出してきたソフトバンクが揺らぐ。アメリカの政府高官まで不参加を表明したサウジアラビアでのイベント「未来投資イニシアチブ」に、孫氏はいまだ態度を表明していない。開催の23日が迫っている。

Wall Street Journal
ブレグジットが示す脱グローバル化の代償 (2018.10.18)

日本経済新聞・社説
英国は混乱のないEU離脱に注力せよ

この日経のトピックもWall Street Journalの方がずっと卓越している。社説と記事を比べるのは不公平かもしれないが、日経にWall Street Journalに相当する情報を見たことはない。しかも、Wall Street Journalはコメンテーターの名前まで載せた解説記事だ。実力の差が鮮明だ。
夏ごろから、民間企業はブレグジットに備えた生産停止、移転や人員配置の転換を公式に発表しはじめた。政治の意思決定が遅れている分、英国から企業は逃げ出す準備をはじめ、交渉はさらに不利になっている。EUにもドイツ、イタリアに火種が見えはじめ、英国に温厚に慣れる余裕はない。変化する環境の中で、ベストなタイミングで適切な決断をするのはリーダーの仕事だが、メイ氏も、メルケル氏さえ、このところ評価に値する仕事はできていない。市民の苛立ちはさらに高まる。ブレグジットが本当の痛みに変わる可能性が高まっている。

朝日新聞・社説
免震装置不正 徹底的な解明を急げ

毎日新聞・社説
免震装置のデータ不正 防災の基盤を揺るがした

昨日、日経も取り上げたトピック。どこの新聞も危機感が足りない。KYBは、海外に輸出している企業だ。海外で事故が起きて訴訟になったらタカタのようになる。日産やスバルも国内の検査だから大丈夫と言えるだろうか?日本でしていた改竄を、海外でしていないと考える方が甘い。
この不信の連鎖が、日本ブランド全体に起きている。やがて日本製が海外で尊敬されるよりも嗤われる日に逆戻りする。

朝日新聞・社説
医学部の入試 情報公開で再発防止を

10.17に産経、毎日が取り上げたトピック。これも、日本が不正に染まっている象徴だろう。おそらく他の大学からも出てくる。ゾロゾロと。そんな大人たちを信じて受験するこどもたちの心情を考えると、日本の衰退は加速度的に進むだろうと悲観的になる。大人の不誠実が、こどもの未来をどんどん壊している。本当に申し訳ない。

読売新聞・社説
米企業の不祥事 成長に見合った統治が必要だ

KYBのような事件が国内で起きている時に、海外の批判をしている場合だろうか?成長さえもできず、ルールも守れない日本企業を先に正すべきだ。

読売新聞・社説
学童保育 受け皿拡大と質向上を急ごう

思い付きの提案?時折話題になるテーマだが、読売がいま取り上げる理由が判らない。唐突だ。内容は常識的で、今までも言われていた情報がまとめられているに過ぎない。読売が本気で取り組むつもりならいいのだが、今までの読売の価値観からは遠い話題。果たして?

毎日新聞・社説
日韓首脳の相互往来 ハードル下げて定例化を

韓国との国交は正常化して欲しいと思うが、毎日の言う逢うだけの話では進展はないと思う。無理に首脳が行き来しても生産的な答えは出ないのではないだろうか。

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