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3521.報道比較2018.10.10

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アメリカは北朝鮮よりは中国を気にしていると思うが、関連のコンテンツが大量に提供された。ポンペオ氏の訪朝には社説も含めて成果は少ないと手厳しい。むしろ同じタイミングで行われたペンス氏の中国向けの演説にかなりの解説と労力が割かれている。

Wall Street Journal
ポンペオ氏訪朝、進展はごくわずか (2018.10.9)

「非核化への道筋見えた」訪朝でポンペオ国務長官 (2018.10.10)

冷える米中関係、外相会談でも緊張鮮明に (2018.10.9)

米副大統領の中国痛烈批判が示すもの (2018.10.9)

産経新聞・社説
拉致被害者 帰国の実現へ最終局面だ

読売新聞・社説
米朝実務者協議 非核化の決断を迫る枠組みに

日本にはまだアメリカからの情報がないのだろうか?新聞にとって格好の話題のはずの北朝鮮問題に産経と読売しか触れていない。しかも産経の話題は拉致問題が中心で、ピントがずれ切っている。相変わらず、日本は政府もメディアも脇に追いやられ、傍観者のまま。海外紙に触れなければ情報は得られない。
アメリカは北朝鮮よりは中国を気にしていると思うが、関連のコンテンツが大量に提供された。ポンペオ氏の訪朝には社説も含めて成果は少ないと手厳しい。むしろ同じタイミングで行われたペンス氏の中国向けの演説にかなりの解説と労力が割かれている。実際、重要度もペンス氏の演説に重きが置かれ、北朝鮮だけでなく中国へのメッセージにもなっている。アメリカはギリギリまで中国へのプレッシャーをかけつづけるに違いない。過去の日本の脅威を「過大評価」と表現できるまでに叩きのめしたように、中国の脅威があらゆる面で消え去るまで、どんな手段を使ってでも。日本が適切な政治力・外交力があれば、中国とアメリカの橋渡しをできただろうが、そんな期待の影はどこにもない。同盟という名の追従、迎合しかできていない。この弱さは、問題が収束した後にむしろ日本の立場のなさ、無力さを露呈するだろう。仕事のできない人は、すべての仕事が終わった後に、何の見返りも手にできないのは世界共通。誰からも仕事を評価されない役回りを、また日本が残念なほど演じている。

読売新聞・社説
関空のリスク 災害時の役割分担を考えたい

似た主旨の提案は、他紙がしていた。災害直後の産経、落ち着いた時期の朝日。発想は常識的で、ユニークでも難しくもない。やればできそうなら、後は飛行機会社、行政、政治の誰がやるかだけ。通常の企業なら率先して民間がやるはず。手柄を欲しがる余計な政治介入や、無能なイエスマンの社長がいなければいいのだが。

毎日新聞・社説
「辺野古」への政府対応 もう押しつけは通じない

10.1に毎日自身が書いた社説の繰り返しのような主張。沖縄に何らかの思いがあるのだろうか?過去に毎日が沖縄に理解を示していた時期もあったが、翁長氏と国の対立の際に優柔不断が目立った。今度は本気?それともまた弱腰な応援だろうか?

朝日新聞・社説
加計氏の会見 説明になっていない

スルガ銀処分 「育成」の限界、直視を

どちらも批判的だが、朝日には不祥事を掘り起こす努力を批判よりも先にして欲しい。その方がインパクトが大きいのは朝日自身が身にしみているはずだ。加計氏を批判するくらいなら、加計氏の周りを徹底的に調べる方がいい。おそらく努力はしているのだろうが、まだ果実を手にしていないようだ。スルガ銀行の問題が金融庁に起因しているのも朝日の指摘どおりだろうが、決定的な真実をスクープしたわけではない。部屋を出て仕事をすべきだ。

日本経済新聞・社説
学生の能力をいかに高めるかが肝心だ

日経が日本の経済紙としての責任を感じて批判しているならすばらしいが、本気だろうか?経団連のような団体が政治に提言をして学生のメリットを最大化し、将来的に企業にもメリットが出る形に移行していくのがあるべき姿だろうが、今回の状況は経団連にコントロール能力がなくて投げ出したようなもの。投げ出して政治がルールを作れば、もう社会主義国家同然だ。学生は、貪欲にチャンスを求めて欲しい。日本から外に出て活躍するのも、ルールなど気にせずに企業にアプローチしたり、起業を目指したり。それが世の中のあるべき生き方であり、世界の真の姿なのだから。経団連も、メディアも、政治も、学生のために動くことはない。彼らは自らのためにしか動かない。ならば、どう動くべきか?自分自身で考えて答えを出した方がいい。

日本経済新聞・社説
グーグル情報流出問題の教訓

情報が早いのはすばらしいが、今回の問題はグーグルが隠蔽していたことではないのか?論点がおかしい。あるべき姿は、海外紙のこちらでは?

グーグルでプライバシー保護に欠陥、批判恐れ半年隠ぺい by Wall Street Journal

産経新聞・社説
ICPO総裁失踪 「蒸発国家」は異常である

読売新聞・社説
ICPO総裁の「失踪」 中国流と国際常識の衝突

この話題が産経と読売で揃った理由は何だろう?それほど注目すべき話題だろうか?中国批判という単純な理由なら、あまりにレベルが低い。

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