ORIZUME - オリズメ

3513.報道比較2018.10.2

3513.報道比較2018.10.2 はコメントを受け付けていません。

日本に長期視点がなくなれば、研究者は日本を去るのは当然の選択肢。これからも人材の流出はつづくだろうし、私は研究者の意志を思えば、止めるべきではないと思う。日本にもリスクを取る投資家たちはいる。挑戦者と同様に、研究者もチャレンジャーになっている。前向きに考えていい。

朝日新聞・社説
本庶さん受賞 基礎の大切さ示す快挙

産経新聞・社説
ノーベル医学賞 快挙生んだ「挑戦」に学べ

日本経済新聞・社説
優れたがん治療薬生んだノーベル賞研究

毎日新聞・社説
ノーベル医学賞に本庶氏 がん治療の新地平開いた

読売新聞・社説
ノーベル医学賞 革新的がん治療が評価された

読売だけが医療現場での視点に重点を置いているが、それ以外はすべて基礎研究を軽視する現状を憂うもの。読売も薬価が高いという話に終始しているのを見ると、カネ勘定ばかりに力点を置く、受賞者の本庶氏がもっとも強調したい点を理解していない。内部留保が溜まっている企業が、どこに投資したいのかは各社に見解があるだろう。帳簿では資産でも、投資できる形になっていないゾンビ資産も大量にあるに違いない。それでもカネを集めて何かに投じ、新たな価値を生むのが経営。日本に長期視点がなくなれば、研究者は日本を去るのは当然の選択肢だ。人材が流出することを嘆いても無意味だ。これからも人材の流出はつづくだろうし、私は研究者の意志を思えば、止めるべきではないと思う。日本にもリスクを取る人たちはいる。その挑戦者と同様に、研究者もチャレンジャーになっている。前向きに考えていい。

毎日新聞・社説
東大と英語民間試験 公平性確保への問題提起

非常に重要な話題。なぜ毎日だけしか取り上げないのか、不思議だ。文部科学省の話題を取り上げるなら、不祥事の批判よりもずっと大事で緊急度も高い。この仕事ぶりを追求する方がずっと大切だ。なぜマークシートから民間の試験に切り替えるのかも、まだ納得のいく説明がされたとは感じられない。改悪とも思える混乱に東大が論理的な結論を出した。一石を投じたと見るなら、再考すべきだ。

Wall Street Journal
中国製造業が一段と失速、貿易紛争の影響じわり (2018.10.1)

米の新貿易協定、中国けん制のひな型に (2018.10.2)

NAFTA改めUSMCAも、中国への対抗心が含まれているものになった。中国の信頼度の低い統計値にさえ、アメリカとの貿易戦争の影響が見えはじめている。トランプ政権の標的は、完全に中国に集約されはじめた。

日本経済新聞・社説
株高持続へ企業は強み磨け

地価の高騰を実需と表現した日経が、今度は日本の株高を喜んでいる。どれくらいの期間を想定しての楽観だろう?私なら、数日なら乗ってもいいが、来週でさえ持ち続けるのは恐い。日銀のゲタがなければ…いくらだと日経は見ているだろう?

産経新聞・社説
バチカンと中国 強権との妥協を懸念する

読売新聞・社説
中国の対外宣伝 内政干渉への警戒が必要だ

読売は、実際に日本での中華系新聞の活動状況をどれくらい知っているのだろう?報道比較では、中国の人民日報の日本語版の人民網もウォッチ対象だが、最近は本当におとなしく、取り上げられる話題がない。貿易戦争前、かなり卓越した記事を載せた時期があったが、貿易戦争での苦痛が見えた頃から、一気におとなしくなった。政治的な習氏礼賛が目立った時期もあったが、それさえも消えている。読売が心配するような発信は、日本では感じられない。むしろ、産経や読売の中国への姿勢の方がずっと厳しく、プロパガンダに近いのではないか?ここ数年、安倍政権誕生後の産経と読売の迎合ぶりは、一党独裁の人民日報以上だと感じる時も多々あると思うが。

Comments are closed.