ORIZUME - オリズメ

3508.報道比較2018.9.27

3508.報道比較2018.9.27 はコメントを受け付けていません。

グローバリズムを手放しに賞賛する時代は終わった。メディアであれば何を言ってもいい時代も。

朝日新聞・社説
WTO改革 実現の機会を逃すな

毎日新聞・社説
トランプ氏の国連演説 世界の失笑の意味考えよ

読売新聞・社説
トランプ外交 「米国第一」で孤立を招くな

1年前なら、毎日、読売の言い分が通っただろう。だが、アメリカ国内から徐々にトランプ氏の主張にも一定の理解が得られるようになり始めている。朝日のWTOへの感覚が適切ではないか?次のWall Street Journalの社説に、国内紙はどう反論するだろう?

欧州のイラン支援策、不毛な賭け

グローバリズムを手放しに賞賛する時代は終わった。たしかにトランプ氏のやり方は極端で物議を醸すが、イランの原油を輸入している理由だけでグローバリズムを言い訳に合意からの離脱を責めるのは間違いだ。中間選挙が終わればトランプ氏が変わると期待するのも間違っている。彼は民主党が過半数を得ても、弾劾に追い込まれても変わらないだろう。民主主義にさえ機能不全がいくつもあるように、オープンである事、グローバルである事は絶対正義ではない。トランプ氏への感情的な発想を捨てて冷静になる必要がある。

Wall Street Journal
米FOMC、25 bp利上げ 年内あと1回の利上げ想定 (2018.9.27)

FRBの利上げ、「緩和的」外れても続く理由 (2018.9.27)

予定どおりの利上げ。観測で上がっていたドルがFactで止まった。安定しているアメリカ経済に誰も疑問はない。懸念は新興国に向かいそうだ。これで日銀はさらに取り残される。

朝日新聞・社説
「新潮45」休刊 あまりに無責任な対応

毎日新聞・社説
総合雑誌「新潮45」の休刊 安易な「偏向商法」のつけ

朝日と毎日しか反応していないが、産経や読売はどう見ているだろう?同じように品質劣化がみるみる進む新聞も明日は我が身ではないか?特に産経の先鋭化は気になる。8.15に社説を載せなかった今年は、象徴的な変化だと受け止めている。品質は全体に、明らかに海外紙に見劣りするようになってきた。マスメディアで似た状況が起きても不思議ではない。

日本経済新聞・社説
官民ファンドは延命より成長に投資せよ

中小企業は働きやすさ改革を

経済系の話題は、日経に優位性が感じられるが、ちょっと国家主義に偏っている気がする。官民ファンドが成長への投資をして欲しいのは当然だが、すでに投資に国境などなく、クラウドファンディングのような取り組みも進んでいる。なぜ官民でファンドを推進するのか、根本的な違和感を抱くのが当然だろう。人材確保への発想も、経団連を意識する必要性のなさは当然で、人材を集められる企業に規模は関係ない。新卒を大企業が育てて放ってくれるスキームが崩れ、自力で各自が成長していかなければならない時代になった事を、認識している個人と企業は着実に伸びている。経団連にそういう企業がどれくらいいるのかは不明だが、中小企業は確実に進化している。

Comments are closed.