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3495.報道比較2018.9.14

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プーチン氏の能力にまた驚かされる。国内紙の慌てぶりもひどい。北朝鮮とアメリカが逢うと言いはじめたときのようだ。いつも思考は停止している。少しでも意外なことが起きると慌てる。惑わされたくない。

朝日新聞・社説
沖縄知事選 「辺野古」を論じよ

毎日新聞・社説
沖縄知事選告示 争点がかみ合う選挙戦に

読売新聞・社説
沖縄知事選告示 豊かな県へ将来像を競い合え

全体に歯切れが悪い。日本だけではないが、政党という組織が政治を複雑に、結果として無駄を生じさせる原因になっている。家族や企業でも人数が増えるほど意見がまとまらずに歩みは遅くなるものだが、合意を形成して最適解を得るのが政治の目的なのに、政党は合意の形成を効率化するのでなく阻害している。この状況は自民党の総裁選でも、アメリカの中間選挙でも見られる。政党政治の終わりが近づいているのだろう。沖縄県民は、政党で投票先を決めることはないだろう。投票率が高まることを期待している。

朝日新聞・社説
日中首脳の相互訪問へ戦略的な思考を

産経新聞・社説
「年内に平和条約」 領土棚上げ断固拒否せよ

日本経済新聞・社説
プーチン提案に惑わされるな

毎日新聞・社説
露大統領の唐突な提案 領土交渉の「てこ」を失う

安倍氏に何の期待もしていない私としては、プーチン氏の能力にまた驚かされる。中国の習氏もいる前で、平和と領土を天秤にかけて「日本は平和よりも領土を優先させている」と見せつける。安倍氏が突発的な交渉が苦手なのも、答えに窮するのも十分把握している。領土交渉がセットだと返答されたら、もう逢わないのも自由。次は日本が提案する順番と返せる。「そこまで領土が欲しい理由は何だ?」と問い詰めることもできる。もちろん今までどおり、のらりくらりの時間稼ぎも。「こちらは提案したが、日本から提案はない」と言い放てる状態で。いま、安倍氏が総裁選に取り組んでいること、形だけでいいから誇れる約束が欲しいことを見透かしている。だからできない約束を提案する。国内紙の慌てぶりも嗤える。北朝鮮とアメリカが逢うと言いはじめたときのようだ。いつも思考は停止している。少しでも意外なことが起きると慌てる。惑わされたくない。

日本経済新聞・社説
北海道地震で続く混乱を最小限に抑えよ

最近の日経は後手に回ってばかりだ。スピードが遅い。

Wall Street Journal
リーマン危機10年、なぜブッシュ氏に注目すべきか (2018.9.13)

世界金融危機から10年の節目に向けて、Wall Street Journalが次々とコンテンツを提供している。今日のコンテンツも、また深く考えさせられるもので、同意できるないようだった。危機を解決するのは、意思決定、すなわち政治になる。いまの世界の政治情勢を見る限り、次の危機を世界が今までより安心して越えられる期待は、私にはない。私が知る限りの過去の中で、もっとも分断が進み、合意形成が滞っている。
プラザ合意に関しても、興味を持って最近学んでいるが、トランプ政権が似た取り組みを目論んでいると聞いても、結果は大きく違ったものになると感じている。プラザ合意は、先進国の政治的合意による経済政策だった。その後の副作用に目を奪われるが、リーダーシップと協調性は卓越した結果だ。今の世界にそれができるだろうか?私は、明らかにノーだと思う。トランプ政権がドル安を望み、中国を脅して合意させ、日本に強要するくらいはできるだろう。だが、ユーロやポンドがトランプ氏に協力するとも思えない。協調介入もムリだ。トランプ氏のアメリカを信じる人は少ない。リーダーシップが困難を解決する大きな要因となるなら、いまの世界は最悪だ。
ところで、日本は?さらにひどい。機能しないリーダーシップが長期政権を握り、代役も見つからないのだから。

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