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3462.報道比較2018.8.13

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Technology

Public domain, Photo by LOST HOPE via Flickr

国内紙が休刊日。Wall Street Journalからテクノロジーに関連する話題をふたつ。

Wall Street Journal
高額スマホ競争、見え始めた財布の底 (2018.8.13)

8.10にサムスンの新型に否定的なコメントを出した記事を掲載したWall Street Journalが、人気コラムでもスマートフォンの価格は上限に到達したとの意志を見せた。ネットに登場する話題を見ても、スマートフォンやAppだけで盛り上がる時代は終わった。おそらく昨年でも終わっていた。スマートフォンは生活必需品としての座を得て、ひとり1台の普及も見えるが、新しい機能やサービスは、もはや心を踊らせるパワーはない。デバイスからつながるサービス、サービスから得られる体験に時代は移りつつあるというのがAppleの感覚。きっと正しいが、残念ながらAppleはサービスの主役にはなっていない。脇役に甘んじている。iTunesを生んだ時のようなポジションには、決済とアプリケーションの流通は確実に押さえているが、テクノロジー・プラットフォームとしての中核が弱い。サムスンにはプラットフォームに関わる意志さえ見えない。AmazonやGoogleの方がずっと存在感がある。
中国発のプレーヤーは、多くのチャンスを手にしているように見えたが、貿易戦争に巻き込まれればプラットフォームを作るチャンスを逃すだろう。中国というクローズドで規模の大きいマーケットは死守するだろうが、グローバルのチャンスは難しそうだ。テクノロジーを追うなら、やはりシリコンバレーのようだ。

人材採用に新リスク、過去のSNS投稿に「地雷」 (2018.8.12)

もうひとつ、テクノロジーの興味深い話題を。SNSがまた新たな動きを見せはじめている。話題を拡散し、認知度を高めることがすべてにおいてポジティブに見えていたSNSが、目立てばいいだけの時代が終わり、社会と同様に品格と誠実さが求められる時代になってきた。デジタルの永遠に消えないメッセーが、時と共に忘れ去られるアナログな世界の文化で不用意な発言をした人たちが、身から出た錆の償いを求められている。放言が許されなくなれば、SNSのコミュニケーションは常識化し、危機と共に集客力も半減するだろう。エッジがSNSから消える。私は歓迎するが、頭を抱える人たちも多いに違いない。

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