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2641.報道比較2016.6.16

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英国の国民投票にむけて、空気の重さがどんどん増している印象。ストレス。

Wall Street Journal
FRB金融政策、現状維持で利上げ見通し下方修正 (2016.6.16)

素人投資家の私は、今週のマーケットに相当フラストレーションを感じている。奇妙だ。その状況はさらに進んでいる。恐怖指数が上がるのに、アメリカの株価が無関心を決め込んでいるのを、初めて見た。後付けでも理由が判らない。気味が悪い。

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FRBの考え方には、誰もが納得だろう。とてもやさしい、世界が望んでいた利上げ見送り。そんな中、来週の英国の国民投票に、世界がストレスを溜めこんでいる。
ここ数年、ヨーロッパはこれに似た緊張を何度も体験してきた。幸いにも、今までは危機は悪い方に向かわなかった。ヨーロッパは相当疲れているだろう。英国の国民投票の後、その疲れが、とても気になる。やがて人たちはこの苦しみに「もうたくさんだ」と声を上げるのではないか、と。それは、経済で終わる話ではない。不安がまた漂いはじめている。

Financial Times
ブレグジットが決まれば、英国を穏便に離脱させろ (2016.6.13)

「恐れるほどのインパクトはない」と言えるのは、準備ができた人だけだろう。そんな人がいるのだろうか?弱気の私は、事が過ぎ去ってからでないと笑えない。随所に見える根拠なき楽観には、私は違和感があるが、最後の一文「国民投票の結果がどうなろうとも、英国が欧州の未来を形作るうえで積極的な役割を果たす可能性は極めて低い」には、頷いた。もう英国の心は欧州にはない。どんな結果でも、ギリシャの時より後味の悪い結末になる。心が共にない人たちが、形式的にいっしょにいてしあわせになれるだろうか?かなりの努力が必要になるのが普通だ。その努力を英国はする気が見えない。

朝日新聞・社説
参院選 各党の公約 これでは物足りない

読売新聞・社説
民進党公約 TPPや「辺野古」に及び腰だ

舛添氏よりは確実に重要な参議院選挙に軸足を移した朝日・読売は正しい。各政党の公約の品質が悪いなら、提言と訂正を正式に依頼して欲しい。自民党も民進党も、無責任に社会保障を並べている。議論になっていない。これでは選べないと、メディアも主張をつづけて欲しい。
日本の未来を、本気で考えていない。選挙で当選することだけを考えている。そういう人を選ぶわけにはいかない。それくらいのことは18歳でも判る。無責任な人たちの公約では、参加する人は減るだろう。今のままではどちらに転んでも日本の財政は破綻する。そのための準備に時間を使った方が良さそうだ。
財政破綻は、来る時は一気に来る。日本への信任がなくなれば、日本への海外投資は一度、一気に退く。日本円で海外のものは買えなくなる。その時、日本は敗戦と同じくらい、自らの無能さと、戦略のなさをまた悔いるだろう。年金も、貯金も、消えてなくなる。海外に資産を逃がすなど、無駄な努力だ。人が死なず、焼け野原にならないだけしあわせだ。手に仕事があり、信頼される関係があれば、すぐにでも食える。能力が高ければ、海外でも仕事はできる。安くなった日本人の価値は、グローバルな場にいくほど戦いやすくなる。
大切なものの本質は、なにひとつ変わっていない。人の役に立ち、人がして欲しいことを、言ったとおりにしてくれる人なら、またやり直せる。日本は70年前に、そういう人たちがつくってきたのだろう。リセットの日はそう遠くはない。いま健康な人たちは、確実にその日を見ることになる気がする。大地震よりは、そうなる確率は確実に高い。備えよう。

産経新聞・社説
舛添氏の辞職 五輪の顔に清新な選択を 傷ついた都政の信頼取り戻せ

日本経済新聞・社説
混乱を深めた舛添知事の遅すぎる辞職

毎日新聞・社説
舛添都知事辞職 苦い経験を次に生かせ

この件で学べることなど、特になかった。また日本のブランドが棄損した。東京オリンピックへの海外の目は、もう疑心の方が強いのではないだろうか。これは先進国の姿ではない。

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