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3427.報道比較2018.7.9

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国内紙が休刊日。人民網にも魅力的なコンテンツがないため、Wall Street Journalから災害へのテクノロジー活用と、貿易戦争の2つの題材を。

Wall Street Journal
自然災害をAIで予測、地震や洪水への備え強化 (2018.7.9)

自然災害で日本が不安感に包まれた週末。昨日、先行した朝日は休刊日を前に理想的な機動力を見せた。その前に九州豪雨の1年の節目を振り返ったのも効果的だった。おそらく明日の国内紙は災害の話ばかりを並べるだろうが、内容には期待できない。役場のホームページでも書いてありそうな注意書きと、政治と行政に依存する支援を求める程度に留まるだろう。今のメディアの力量には期待できない。
アメリカの経済紙のこの話題は、直接的な被害軽減には無益だが、夏に頻発するようになった豪雨には価値を感じるため、ピックアップしてみた。豪雨は気候変動、猛暑が語られるようになってから、日本に確実に増加している。日本の気候は、すでに亜熱帯化していて、過去のインフラの発想では何かが足りなくなっていると感じる。一方、豪雨は地震や火災、交通事故に比べると事前の準備はしやすく、人間の情報管理で危機を乗り越えられる可能性は、他の災害に比べて高い。土砂崩れ、河川氾濫を事前に予測、回避できれば、被害は最小化できる。テクノロジーが効果的に機能する可能性は高く、気象と連動したAIが機能するのではないか?
アメリカは、すでに地震でもAIの活用をはじめたようだ。予知ではなく、危機管理に使う発想は理想的だ。都市が地震直後にどのように機能しなくなるのか、日本でもたびたび議論されているが、AI活用はまだ聞いたことがない。日本でも検討が始まるのを期待している。

Wall Street Journal
好調の米経済、対中通商紛争でトランプ氏を強気に (2018.7.9)

中国金融市場の動揺、今年は2015年より悪化か (2018.7.9)

金曜の7.6、貿易戦争の関税発動と、雇用統計の発表があった。アメリカ経済はひきつづき順調と雇用統計の数値は示唆していた。それだけでトランプ氏が強気になるなら、かなり短期的な見識だと感じるが、水物の選挙には、数か月単位の時間軸で評価を得れば十分なのかもしれない。一方の中国は、マーケットは弱気に、景況感も悪化で、悲観が強まっている。貿易戦争がチキン・レースなら、今はアメリカが有利。この先、振り子は両国の間を揺れる。日本は無関係を装わずに危機対策を急いで欲しい。自動車関税の標的に、日本は確実に挙がっている。

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