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3147.報道比較2017.10.14

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本当に信念のある組織が政治に利用されているなら、今までのアメリカなら自ら改革を先導した。途中で降りるカードは使わなかった。降りればあらゆる発言力を失うからだ。最近のアメリカは孤立を恐れない。中国がこの椅子に座りたがるのは確実。アメリカもそれを受け入れるだろう。アメリカ依存でいればよかった日本は、今までと同じ発想でいいはずがない。

Wall Street Journal
米のユネスコ脱退は正しい第一歩 (2017.10.13)

人民網日本語版
米国がユネスコ脱退決定を表明 (2017.10.13)

政治利用が過ぎるとユネスコを批判して、政治的判断で脱退するアメリカ。それを称賛して理解するアメリカのメディア。ユネスコが政治に傾いていたのは事実だろう。だが、本当に信念のある組織が政治に利用されているなら、今までのアメリカなら自ら改革を先導した。途中で降りるカードは使わなかった。降りればあらゆる発言力を失うからだ。最近のアメリカは孤立を恐れない。自らが自由主義とグローバリゼーションを担っていたのに、カネが尽き、リーダーをやるのは割に合わないと判断したら、平然と撤退するようになってきた。これは、はじまりだろう。TPP、パリ協定、ユネスコ…どんどんアメリカは超大国を返上してしぼんでいる。中国がこの椅子に座りたがるのは確実。アメリカもそれを受け入れるに違いない。アメリカ依存でいればよかった日本は、今までと同じ発想でいいはずがない。ここで追随して日本もユネスコから降りるのだろうか?憲法を語る前に、考えるべき事がある。

産経新聞・社説
衆院選と社会保障 逃げずに「痛み」を求めよ 高齢者対策をなぜ論じない

日本経済新聞・社説
全世代よりメリハリの社会保障に

産経は読売ほど自民党に迎合しない。社会保障に関しては冷静に自民党のやり方を批判している。こういう建設的な主張をしている時の産経には、北朝鮮、韓国、中国に目を背けたくなるほど激烈な感情はない。いつもこうあって欲しい。日経の発想も産経に近い。どちらも、もはや現役への負担では高齢者を支えられないという当然の発想からはじまっている。もうすぐ定年を迎えるであろう社説を担当するようなベテランが、数年前に定年して年金をもらっている団塊の世代と呼ばれる層に詰め寄る。それほど現場は逼迫し、間もなく会社を去る立場として、もう自分の後輩にこの重荷を背負わせるのは酷だと認識しているようだ。自分がラクをする以上に、後輩の苦しむ姿は見たくないと思うほど、今の現役世代の苦しさは常軌を逸しているのだろう。政治はきっとそんな雰囲気を察知していない。高齢者に与すれば票を得られると見ている。高齢者が孫の苦しむ姿を見たら、年金を求める声は一気に減るだろう。その臨界点を、今回の選挙は越えてはじめている気がする。

朝日新聞・社説
衆院選 アベノミクス論争 「つぎはぎ」の限界直視を

朝日は政策論ではなく、感情で安倍政権批判に徹している。こうなると、あまり読みたいと感じないし、説得力はゼロだ。感情を排除して欲しい。

読売新聞・社説
憲法改正 「国のあり方」広く論議したい

冒頭のユネスコの話を、自民党や読売はどう見るのだろう?憲法を語る前に、大事なのは国をどうしたいかだ。辻褄の合わない自衛隊の存在を50年以上も放置したのを、整合性と政治的な功績のためだけに憲法を改正したいのなら、順序が違う。あるべき国の姿の議論を徹底的にした上で、条文にするのが普通だろう。憲法改正が党の悲願とか、アメリカに押し付けられた憲法が気に入らないという前に、自分たちの国がどうあるべきかを考えた話をして欲しい。

毎日新聞・社説
総選挙 国際環境の変化 世界の潮流を見据えたい

毎日は世界の潮流に流されるような票を投じるのだろうか?私なら、誰にも流されない票を自らの意志で投じたい。難しい言葉を並べているが、何を言いたいのだろうか?念仏のようだ。

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