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3120.報道比較2017.9.17

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翻意は適切な説明とともに行われなければ不信を招く。

産経新聞・社説
小泉訪朝15年 長く残酷な日々に決着を

小泉氏の外交は素晴らしかったが、アメリカとの交渉を北朝鮮は期待してのことだったはず。なぜアメリカに北朝鮮との対話を前向きに進められなかったのか、反省が必要だ。日本がアメリカで外交で相手にされないのなら、なぜ中国にもっと強い外交を作らなかったのか。産経がいつも言う価値観とは真逆の発想があったから、当時の小泉氏は北朝鮮を訪問できた。アメリカは日本の外交戦略を認めなかったようだが、後悔しているのではないか。中国との関係が悪化することもなかった。小泉氏を大切な人物と位置づける安倍氏が、なぜその後、敵対的で孤立主義を取っていったのかは判らない。産経や読売は、なぜ安倍氏に加担したのか。いまさら、なぜ産経は小泉氏の外交を持ち上げるのか。固執は孤独を招くが、翻意は、適切な説明とともに行われなければ不信を招く。産経には大いに違和感を覚える。

毎日新聞・社説
東京都が禁煙条例策定へ 自治体こそ国の先導役に

おそらく、数の論理から考えれば、いまの喫煙者の人口と年齢構成を考えれば、喫煙可能な飲食店にして嫌われるより、全面禁煙で喫煙者を排除した方がビジネスとしては良い結果が出るのは明らか。喫煙マナーの悪さを指摘されやすい中国人でさえ、中国国内の喫煙への意識はノーに向かっている。あとは法が、喫煙をノーと明確に言うかだけのところまできて、ガラパゴスな発想の日本の政治家が醜態を晒しているだけだ。オリンピックだけなら東京都の条例で回避できるかもしれないが、観光立国のかけ声は嗤われるだろう。いま、見られているのはマナーや価値観の問題ではない。古い価値観を政治が適切にコントロールできない政治の無能さだ。

日本経済新聞・社説
新たな選挙互助会では支持は得られない

徐々に小池氏のうさん臭さに、メディアが注意を向けはじめた。橋下氏に似ているという表現は的を得ている。行き詰まったら政治を投げ出し、残された政治家は使い物にならない信念のなさを見れば、小池氏の政治手法も似た道をたどる可能性が高い。政治も事業も、最後は信念なのだが、信念もなく打算とテクニックで動く人たちが政治に蔓延り過ぎている。国力が落ちてきたら、外国が介入するのも時間の問題だ。いよいよ衰退も末期症状だ。

朝日新聞・社説
人づくり革命 言葉だけが躍っている

産経と読売が、朝日より先に批判していた話題。政権批判が強かった朝日よりも、応援していた産経と読売の動きの方が注目に値する。かけ声だけで政策は何ひとつ進まないのをアベノミクスから繰り返し、まだ同じやり方に、反発は強い。現政権の批判をやめて、野党を支援してはどうだろう?野党もまるで頼りないが…

読売新聞・社説
日印首脳会談 海洋安保で戦略関係を深めよ

中国だけを意識してインドと付き合うなら、間違っている。インドは中国に対抗心は当然あるが、協力する部分は強く手を結んでいる。読売が中国に抱くほどの固執した拒絶感はない。中国の時代が来た時、次に世界一を目指すのはアメリカではなくインドだ。その未来を見てインドを意識するなら素晴らしいが、目先の中国脅威の対抗策にインドに期待するなら、機能しなくなるだろう。どこかで梯を外される。いまでもアメリカに中国を優先されて困っているのと似たことが、次は中国やインドで起きるだけ。大局観が欲しい。

Wall Street Journal
ロヒンギャ危機、アルカイダの脅威も浮上 (2017.9.14)

これでスー・チー氏の国際的なプレゼンスは完全に失われた。彼女が求めた民主化には本当の自由も法治もなかった。せっかく開かれ、経済復興の芽が見えはじめただけに、残念だ。

人民網日本語版
トランプ大統領年内訪中の準備で中米が合意 (2017.9.15)

日本にも年内訪問で調整しているらしい。意味のある外遊になると期待する人はいないだろう。就任当初の注目された首脳会談が懐かしい。まだ半年前のことだ。アメリカの衰退スピードは速い。

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