ORIZUME - オリズメ

3108.報道比較2017.9.5

3108.報道比較2017.9.5 はコメントを受け付けていません。

北朝鮮の緊張が高まっているとしても、防衛費増額には眉をひそめたくなる。政権の信用度は低いままだ。

人民網日本語版
朝鮮の再度の核実験に中国外交部が声明 (2017.9.4)

Wall Street Journal
北朝鮮問題、市場がまだ意に介さない理由 (2017.9.4)

産経新聞・社説
北への石油禁輸 体制揺るがす強力制裁を

毎日新聞・社説
北朝鮮危機と日米 首脳間の意見調整を密に

中国も明確にノーと言った核実験。ロシアがすぐに反応しなかったのはなぜだろう?石油の禁輸は、日本が太平洋戦争になったきっかけのひとつ。経済制裁ではダメ押しに近い。戦争もやむなしの決断がなければ恐い決断のはず。対話もせずに圧力だけで取る選択肢としてはあり得ない。産経の感覚は異常だ。
Wall Street Journalの指摘は納得感があるが、取る手段がないから下げないというのは違和感がある。マーケットが楽観の行き過ぎで不感症になっている方が強いのではないか。マーケットに近い人ほど、今の下落知らずの相場を不気味と見ている。北朝鮮とマーケットは無関係だろうが、それは北朝鮮と無関係にマーケットがクラッシュする可能性も忘れてはならないことを意味する。慎重さが求められる時期に来ている。

日本経済新聞・社説
北朝鮮危機と日米 首脳間の意見調整を密に

読売新聞・社説
防衛費概算要求 安保環境悪化へ着実に備えよ

防衛費なら増額やむなしと平然と言い切れると見ている読売は甘い。いまの政権に、もはやそこまでの信任はないだろう。先日のJアラートへの反応を見れば、信頼より不信が強まっているのを感じる。日経の感覚の方が国民に近い気がする。後は選択肢となるべき政党の存在だが…何もまだ見えない。

朝日新聞・社説
カジノ規制案 不安ぬぐうにほど遠い

日本がホテルなどのサービスを5つ星レベルに上げるのにどれだけの時間を要するだろう?カジノをインバウンドで富裕層のための必須条件と考える人もいるようだが、他にもっと必要で、時間がかかりそうな条件はいくつもある。環境立国、インバウンドを、数少ない日本の成長産業の芽として推進したい意志は尊重したとしても、カジノですべてが結実することはない。カジノのためにインバウンドを言い訳にするには、朝日が指摘するような他の課題への対応が欠けている。

Financial Times
中国人がアフリカ南部から続々帰国

世界中に根を張る中国のバイタリティは変わらないようだが、中国が豊かになると、中国からの移住にも変化が見えそうだ。国内に産業があり、外国で稼ぐより国内で働く方が豊かなら、国を出る必要はない。もし出て行くなら、もっと大きなビジネスのために出て行くのであって、国内より有利な条件の仕事がいくらでもある状態ではなくなってきた。これは日本も、過去から現在まで、豊かになるとともに起きた変化だ。
やがて中国は、数々の産業が芽生える、世界でも魅力的な都市をいくつも抱えるかもしれない。一方で、世界中に飛び立つ華僑のスタイルが減衰する可能性もある。中国が先進国になっていく証だ。世界中にあるチャイナ・タウンを思えば、少しさみしい気もするが。中国人の価値観を考えると、杞憂だろうか?

Comments are closed.