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3093.報道比較2017.8.21

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どこの世界にもラクな仕事はなく、期待どおりに世の中が動くこともない。それでも挑戦をやめないのが人の営み。

朝日新聞・社説
憲法70年 沖縄から地方自治を問う

朝日が語るような論点なら、憲法改正も可能だったかもしれない。安倍氏が憲法改正の勲章だけを欲しがっていたなら、取り組む論点を間違えたようだ。安倍政権に沖縄や拉致問題に本気で取り組む姿勢を期待する人は少ないだろう。朝日の主張はすばらしいが、タイミングを見定めたい。いまの政権に言うだけ時間の無駄だ。

毎日新聞・社説
社会保障第3の転換期に 「我が事」で地域社会を作る

軽薄な理想論に終わらないことを願う。言っていることは理想的だが、高齢者や障害者が支える側に回る現実がイメージできない。すべて受け身になるのを脱却するのは必要だし、何もできないとは思わないが、支える側とは大胆だ。起業や雇用を促進するのも大切だと思うが、営利の追及を競争しながらつづける経済活動に参加していくのは、相当なチャレンジだ。気楽にできることとは思えない。これを厚生労働省がやることと考えているのが、また危うい。せめて経済産業省と、できれば総務省などと連携しなければ不可能なテーマだ。行政の作文のために理想論をつくって終わりにはして欲しくない。

日本経済新聞・社説
大学をどう変える(下) 強みを伸ばし自ら将来像描こう

至極当然の内容。すでに大学とは国に介入されなければ何もできないのなら、まずは大学が経営を学ぶべきだろう。世界の大学は国家の補助金漬けにはなっていない。強みを伸ばす前に、大学の能力を見定めるべきだ。

Wall Street Journal
技術革新と「値上げの限界」、製薬業界の場合 (2017.8.18)

私は製薬業界とは無縁だが、どこの世界にもラクな仕事はなさそうだ。期待どおりに世の中が動くことなどない。イノベーションがすべて成功するはずもなく、ようやく完成させたプロダクトに、マーケットが見向きもしないことは大きな失望だ。それでも挑戦をやめないのが人の営みであり、ビジネスの基本だと信じている。私には、それでも投資をつづけるこの会社を尊敬する。何もせずにキャッシュだけを貯め込み、経営者が何に投資していいかさえ判断できない会社よりずっと。

人民網日本語版
初のインターネット裁判所が杭州に オンラインで裁判

インターネットで裁判?軽微なトラブルの和解や仲裁が目的だろうか?「オンラインのトラブルは、オンラインで」という発想は、シンプルで判りやすい気もする。
ただ「裁判」はキャッチワード過ぎる。原告と被告がいて、法の是非を争う場をイメージすると、かなりの違和感だ。インターネットはオープンであり、裁判経過を見せるリスクは中国政府はもっとも知っているはずだ。

産経新聞・社説
徴用工問題は言うまでもなく解決済み 文在寅大統領は国交の基盤まで崩すのか

読売新聞・社説
防衛大綱見直し 南西方面の機動力を強化せよ

政府が防衛予算を平然と使う様子を擁護するための社説?戦争間際のような緊張を語っている新聞は、北朝鮮と日本くらいではないだろうか?イヤな意図が見える。

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