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2982.報道比較2017.5.7

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連休最終日。大きなニュースもなく、静かに過ぎた1週間。この充電期間がポジティブな結果につながることを期待したい。明ければ国内紙は休刊日。よい休日を。

朝日新聞・社説
ガス自由化 競争促進へ環境整備を

電気の自由化の議論がはじまったのは、3.11がきっかけだろう。目的は何だっただろう?国営企業のような巨大電力会社の送発電分離、消費者の利用価格を下げたい、再生エネルギーの推進…いろいろ盛り込み過ぎて成果があったのかも不明だ。さらにガスに手を付けたのはなぜ?独占の撤廃にしては、参入しにくい制約を排除するサポートは準備不足だったようだ。それほどやる気があった取り組みでもないのでは?

産経新聞・社説
日銀の景気判断 機を逃さず確かな成長へ

連休前の話題だが、日銀のコメントはほとんど話題にならなかった。これ以上の策もなければ、出口を目指せる環境も見えない。関わる人たちの言葉も、もはや責任感も信頼度もゼロ。産経は、未だに日銀は株を買い支えているのを知っているだろうか?

日本経済新聞・社説
生産性改革(下) AI活用し「知」の価値を高めよ

また国家に頼る発想が残念だ。国が決めなければ動けない体質になっている経済が間違っている。世界のAIを支えているのは国家だろうか?ノーだ。ならば、なぜ日本だけ官民で議論して進めるのだろう?官民で議論するペースの遅さが、発展を少なくともITでは阻害している。

毎日新聞・社説
米国抜きのTPP協議 なお戦略的な意味を持つ

この話題も目的が見えない。自由貿易が日本の目的なら、TPPをOne of Themの解に推進するのは賛成。止まる方が間違っている。アメリカが望むアメリカとの二国間協議も、中国との貿易推進も大切。地球規模の貿易をバランスを取りながら推進していくにはどうするのかが重要で、その議論抜きにTPPだけを議論しても意味は見えない。

読売新聞・社説
高レベル廃棄物 対話を重ねて理解を広げよう

対話を重ねて?今から?と次世代は思っているに違いない。最初に決めずに走ったのが、現役世代が背負うべき十字架だ。決めるまで原子炉を止めるのがシンプルなのだが。

人民網日本語版
C919が初飛行成功 注目される10大ポイントを読み解く (2017.5.6)

すでに勝者がボーイングとエアバスに決まっているような大型機マーケットに、いまから中国が挑戦することに驚いた。購入先は中国企業が多いが、アメリカ同様、マーケット規模の大きな国はこれで十分。他国に頼っていたマーケットを国内で維持できるなら、すべての経済活動においてプラスだ。個人的には、競争が拡大するのはすばらしいと思う。いまだスケジュールが遅延しつづけているMRJは大丈夫だろうか?MRJのビジネス・モデルは、海外に買ってもらう前提のはず。マーケティングにも膨大なリソースを要する。最初からマーケットまで見えていた中国の事例に比べれば難易度は高い。

Wall Street Journal
オバマケア代替法案可決、共和党の損得勘定 (2017.5.5)

アメリカ国民ではない私たちには無関係の法案審議には、アメリカの政治の駆け引きだけが伝わってくる。トランプ氏の政治手法が変わったのは確実。共和党との協力関係は築けそうだ。まだ、この法案の結末は見えない。アメリカの議員たちの審判が下される時期、中間選挙までには答えが出るだろう。

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