ORIZUME - オリズメ

2966.報道比較2017.4.23

2966.報道比較2017.4.23 はコメントを受け付けていません。

理念は曲がり、ルールを順守する方が損をする。無法でサバイバルな環境になってきた。リーダーシップが必要だが、担える才能が見えない。

人民網日本語版
第一回日米経済対話 温度差浮き彫りに、実質的成果皆無 (2017.4.22)

読売新聞・社説
日米財務相会談 為替安定へ意思疎通を深めよ

読売が小難しく解説しているが、人民網の言うとおり「実質的成果皆無」が現実だろう。Wall Street Journalには、本国版にも日本語版にも、ほとんど記事がない。このままでは、日本との経済対話から果実は得られそうもない。トランプ氏に戦々恐々だった日本にとっては、形骸化の方が理想的かもしれない。

Wall Street Journal
トランプ政権、従来の「経済外交」維持を示唆 (2017.4.21)

IMFのラガルド氏が、ドイツの貿易黒字を明確に数字を提示して批判している。数字が出ると攻撃は具体的になる。ラガルド氏の攻撃対象は中国かもしれないが、ドイツが貿易黒字に減額目標を設定してきたら、批判は日本にも飛び火する。Wall Street Journalは、貿易の赤字黒字へのこだわりは無意味と何度も主張しているが、施政者には通じないようだ。

【社説】米貿易赤字をどう考えるべきか
貿易赤字を理由にけんかを売るのは筋違い
いずれもWall Street Journalより

彼らは公平か、争いの火種にならないかが大事で、豊かさや本来のしあわせには興味がないのかもしれない。ラガルド氏はドイツを詰問したいだけで、アメリカ政府は利害が一致しただけだ。数字を使って日本に批判の矛先が向かないかが心配だ。

日本経済新聞・社説
G20首脳が保護主義の自制へ先頭に立て

G20もアメリカに配慮した声明に終わった。理念を武器にしても、困窮すれば皆が譲る。これでは理念を順守する方が損をするモラル・ハザードになりやすい。ルールが破られれば、無法でサバイバルな環境になる。たとえ武力でなくても、経済の戦争も過酷だ。貧困や食糧危機に陥る。アメリカの理不尽な変容に対抗するには、次のリーダーシップが必要になる。担えるのは中国しかいない。

毎日新聞・社説
深刻さ増す人手不足 政府の危機感が足りない

政府や行政の問題だろうか?統計上の不公平を是正するのは確かに政治の仕事だが、いまや政治に結論を委ねる企業があるのだろうか?優秀な企業は自ら動く。それは規模の問題ではない。発想の問題だ。

朝日新聞・社説
北朝鮮とテロ 人権無視を看過できぬ

産経新聞・社説
万景峰号就航 「対北」乱す露を警戒せよ

マーケットは北朝鮮リスクが消えたと見ているが、何ひとつ減っていない。進展さえしていない。ロシアや中国は、高いレベルでの警戒をつづけている。中国もアメリカも、外交で道を開くが見えない。対話の議論さえ進まないのはなぜだろう?

Comments are closed.