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2927.報道比較2017.3.23

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世界は、本当にテロに慣れきってしまった。監視や不信が街に蔓延するのは時間の問題だ。

Wall Street Journal
英議会で襲撃事件、犯人と警官含む5人死亡 (2017.3.22)

ヨーロッパでは、フランスで起きていたようなテロが、ロンドンに飛び火した。ブレグジットに賛成した人たちは、こういう危機こそがブレグジット賛成の要因だと語るだろう。残念ながら、減少はするかもしれないが、解決策にはなっていない。完璧な解決策などないのが、さらに失望を深めている。
もっと恐ろしいのは、世界は、本当にテロに慣れきってしまった。マーケットには何の影響も起こさなかったし、ニュースの口調も「この世の終わり」よりは「時折起きる大きめの事件」といった緊張感。パリやボストンの頃は、大きな災害が来た時ほどの衝撃で伝えていたのだが…これが、日本だけの現象なら、私たちは近い将来、必ず自国で同じ痛みを味わうことになる。世界で起きていることなら、分断は世界に伝染しはじめている。監視や不信が街に蔓延するのは時間の問題だ。

Financial Times
トランプ政権vs諜報機関、後戻りできない対立へ (2017.3.22)

扇動家が書くような表現が多いが、最後の一文は事実だ。トランプ大統領と、FBI、NSAの関係は最悪だ。大統領が自国の警察と諜報機関と敵対するなど、考えられない。しかも、就任2か月も経ず、大統領の選挙が捜査対象になっている。最悪の選挙の後、最悪の行政はつづく。韓国で見たのに似た光景が、やがてアメリカでも?もう、何が起きても驚かない。
トランプ政権と議会は、23日に、オバマケア改廃法案の採決を下院でする予定。波乱が起きないことを祈る。

産経新聞・社説
日欧EPA 早期妥結で自由貿易貫け

日本経済新聞・社説
日欧はEPA早期合意で自由貿易を守れ

読売新聞・社説
首相欧州歴訪 経済連携協定の合意を急ごう

日本とヨーロッパがEPA?私には日中の貿易交渉、またはアメリカのTPP再検討の方が現実的では?と思えるくらい、見込みは低いと思う。ただでさえ分断が進み、利害で意見の一致しないEUが、経済で競合対立の激しい日本と、アメリカとさえうまく合意できなかった貿易交渉をまとめるなど、できるとは思えない。なぜなら、リーダーシップがない。我慢してでも得たいマーケットもない。保護主義批判のリップサービスだけなら、訪問までする意味があったのだろうか?

朝日新聞・社説
大学と軍事 若手にも考えてほしい

この報が社説に載ったのは、3.10。政府寄りの産経と読売が批判していた。その後、森友学園問題で日本学術会議はやりやすくなったことだろう。時の政権がどれだけの支持を得ても、法を定める時には細心の注意をすべきだし、簡単に信念は曲げてはならない。
共謀罪の論点を、私たちは見過ごしていないだろうか?

毎日新聞・社説
日露2プラス2 警戒怠らず対話継続を

一昨日に読売が取り上げ、昨日の産経は報道比較はスルーした。あまりに内容が浅いからだ。今日の毎日も無意味。日露の協議の重要性を考えるとお粗末だ。

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