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2892.報道比較2017.2.18

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そろそろトランプ騒ぎにも飽きてきた頃。America Firstとトランプ氏が言うなら、America Passingを考えたい。

Wall Street Journal
米国防長官、NATOへの警告は愛のムチ (2017.2.17)

産経新聞・社説
米政権の外交 同盟通じ国際平和を守れ

読売新聞・社説
トランプ外交 現状では対露融和に動けない

ティラーソン氏のNATOでの振る舞いには、トランプ政権にもまともな人間がいると納得させられた。約1か月。選挙戦、当選後、就任前…いつでもトランプ氏はトランプ氏のままで、落ち着きのないアメリカに世界が振り回されているが、こんなドタバタに付き合えるのは、良く言われるハネムーン期間の100日、あと2か月くらいだろう。見限られれば、その前にアメリカを外しはじめる。たとえ超大国でも、ナンバーワンでも、残念だが信頼できなければ付き合いは疎かになる。アメリカ第一を、一国で演じることになる可能性も、トランプ政権なら十分ある。アメリカを無視して、どこまでできるかというシナリオも考えはじめた方がいい。インターネットや、通貨のように、完全に握られているパワーには抗しがたいが、代替手段を考えるのは危機管理には重要な考察になる。そろそろトランプ騒ぎにも飽きてきた頃だ。America Firstとトランプ氏が言うなら、America Passingを我々は考えるべきだ。

毎日新聞・社説
サムスン疑惑 財閥不信の強さ見せた

日本は自浄能力が低い、馴れ合いで罪と罰を不問にしても成立する特有の社会構造があるが、韓国も負けていない。賄賂を必要悪と認める社会は、崩れた時に総崩れになる。基幹産業がカネを使って成立しているのだから。新しいルールをつくることさえ苦労する。外圧を使わなければ困難かもしれない。韓国には通貨危機というチャンスがあったのだが、あの失敗をまるで活かせなかったようだ。
日本の失った30年も、最初の10年のロスは似たようなものだ。闇で決める意思決定は、未だにこの国から消えず、自民党政治はその文化を巻き戻しているようにさえ見える。日本もまた、韓国のようなスキャンダルで国が揺れるだろうか?東芝には、似た臭いがする。

日本経済新聞・社説
現実を直視した帰還困難区域の復興を

5年後とは、2022年。安倍氏が「フクシマは制御下にある」と言って怪訝な顔をされたオリンピックを経て2年後。まるで制御できていないどころか、復興も進行過程が終わらない。原因を原発事故にあるとするなら、どう考えても原発をベース・ロード電源に据える発想とは、どこかで決別しないと日本は永遠にリスクと隣り合わせの国になる。なし崩しでここまで再稼働を進めてきたが、その度に裁判が起き、点検で止まり、被災者は忸怩たる思いを抱きつづける。数年で道筋が見える事故にできなかった政府は、復興以外にも考えるべきことは多い。課題は6年を経てもなお減らない。この生産性の悪さは何だろう?

朝日新聞・社説
民進党 「脱原発」の旗を鮮明に

なぜ今、民進党?自民党型のなんでもありの政党はひとつでたくさん。素人なりの潔白でシンプルな主張が核にあればチャンスもあるだろうが、ブレていては議席は減るばかりだろう。もはや誰も期待していない。野党は全体で再編が必要だ。

人民網日本語版
教科書で歴史を歪曲しようとするのは愚かな挑発行為 (2017.2.17)

私は日本人で、中国の主張にも恣意的な部分があるという情報も聞いたことがある立場として思うことは、ふたつ。教科書で歴史を歪曲するのは、確かに過ちだ。文部科学省が書いた「領土問題は存在しない」は、要綱が案の時点で、海外からクレームが出る異例のものになっている。これで授業になるだろうか?先生はどう説明し、親はどう説明すべきなのだろう?似た手法を中国も迷わず使っていることを伝えるべきなのか?それは明らかに中国との対立を招く結果になる。日本の教育がフォーカスすべき点は、中国との対話ではないだろうか?
もうひとつ。もし問題が存在するなら、解決は両国が納得いく形で進めるべきだが、そのやり方さえ2国は決められずに揉めている。このバカバカしい状態を、いまの大人たちがつくっていることは、両国の大人はこどもたちにぜひ教えるべきだろう。教えなくても、やがてどこかで事実を知り、政治が蔑まれるのが嫌ならば。

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