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2766.報道比較2016.10.19

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困難とは、挑戦して越えていくもの。その感覚を取り戻したい。

日本経済新聞・社説
代替フロンの効果的な削減へ法整備急げ

制約は、イノベーションのきっかけになる。必要は発明の母だ。フロン・ガスでできたオゾン・ホールに世界が恐怖したのはいつだっただろうか?あれから、オゾン層は修復し、穴はなくなった。今回、また次の課題に人類として臨む。競争であり、強力だ。以前に比べると、日本のポテンシャルは下がっている。起死回生となるか、衰退をさらに痛感することになるか…気になる。

朝日新聞・社説
自民党草案 憲法観が転倒している

毎日新聞・社説
自民党改憲草案 内と外で使い分けるな

読売新聞・社説
憲法審査再開へ 生産的な改正論議を期待する

いつもの議論になってない政党の争い。メディアもそれを助長している。各紙の言い分は話としては判るが、頷くには抵抗感が残るものばかりだ。自民党の憲法草案を見たことがある人はいるだろうか?私はぞっとした。他の国に移りたいとさえ思った。世界はこれをどう思うだろうか?これを国民に投票させた時、どうなるだろう?私は、英国でユーロ離脱に反対していた人が抱いた失望感の意味が判った。読売が言う、各党が持ち寄れば良いというのは議論の進め方としては適切だ。何も持たずに、党としての案もまとめずに、相手の言うことを「取り下げろ」と言い放つのが野党第一党では、政党でも政治でもない。撤回を求めたくなるほど時代に逆行しているのは確かで、案と呼ぶにもあまりにおぞましいのだが、手ぶらで議論に参加するとは、国民を代表する議員とは呼べない。
メディアに言いたいことは理解してもらえるだろうか?偏るのをやめてほしいのだ。両方とも違和感のある政党。一方だけを批判するのをやめて欲しい。国民が求めているのは是非ではなく、両者の議論だ。議論を成立させる場の創出を支援して欲しい。

産経新聞・社説
日露60年 「妥結ありき」の交渉排せ

これもまた…頑なだ。一歩も譲らなかったら会談の意味さえない。完全な正常化でなくてもいいから、少しでもいいから進もうと両首脳が言っているのに…北朝鮮のようだ。

人民網日本語版
世界に解決策を示すBRICS協力制度 (2016.10.18)

これはBRICSの話ではなく、BRICSを利用した中国のプランだ。話の中に出てくるのは中国の提案ばかり。他の国からの提案はどこにもない。共同体を語るなら、各国それぞれの思いを含めた提案であるべきで、BRICSに開発銀行がありながら、AIIBが存在する時点で、中国と残りのBRICSと呼ばれた国との間には協調できない利害の存在が見える。AIIBのように主導権を握りたければ、それだけのリソースを提供し、リスクを取ればいい。BRICSをリードしたい意志があるなら、その姿勢を先に見せて欲しい。おそらく、簡単に中国の下に置かれることを他の国が受け入れるとは思えないが。

Wall Street Journal
インフレ進む英国、市場の実験室に (2016.10.19)

国民がとんでもない決断をした英国は、マーケットを通してみるだけでも、かなりの迷いを見て取れる。通貨も、債券も、乱高下。株価はポンド安が好感されて上がっているが、そろそろ浮ついた雰囲気に警告が出はじめている。

ポンド下落で「英国に恩恵」は誤り by Wall Street Journal

まだ、英国とEUは、席にさえ着いていない。EUには頭の痛い話題がいくらでもあり、英国にも気がかりな問題は山積している。そこにインフレ?日銀やECBが、口先では求めながら、絶対に過度に高まるのだけは絶対に避けたいインフレ率が、英国で上がりはじめている。近い将来、マーケットは英国を金利や株価ではなく、インフレ率で判断しはじめるかもしれない。インフレ率が上がりはじめたら、ブレグジットという選択を、本当に後悔することになる。

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