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2597.報道比較2016.5.5

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こどもの日。いま、日本でもっとも大切な休日かもしれない。この日を、ここまで真剣に考えなければならない日が来るとは、私がこどもの頃、数年前でさえ想像もしなかった。

朝日新聞・社説
子どもの貧困 学び支え、連鎖断ち切ろう

日本経済新聞・社説
若者と子を見捨てぬ世界と日本に

読売新聞・社説
日比防衛協力 海自機貸与で監視能力高めよ

こどもの日が、ここまで重く、真剣に考えなければならない日が来るとは、私がこどもの頃、いや数年前でさえ想像もしなかった。そこまで少子高齢化は急速に進み、何の対策もなく国力が衰退している。その歪みと痛みが、母数が少なく選挙権のない若年層に集中している。
この問題は、日本にとって最も大切で、切実な問題だ。すでに国際的な人権団体や、国連が指摘し、政府や省庁に勧告を出している時点で、日本のやっていることは地球上で「直すべき悪い状態」と指摘されたことになる。恥ずかしいの域ではない。間違っているのだ。
利害関係から考えれば、政治がこの問題に真剣に取り組むのは選挙権の多いリタイヤ世代が自分たちよりも子を守れと言うか、こどもがいないと経済か財政が回らなくなるまで動かないだろう。老後世代には期待できないだろう。生活保護の比率も高まり、自分たちだけで精一杯。政治への圧力をむしろ手放したくないはずだ。となると、経済。いまの日本の財政がこどもをどう考えているかは、残念ながら「資産」ではなく「コスト」だろう。やはり、企業、働く私たちが、もっとこどもを中心に据えた感覚にシフトするのが、もっとも早道な気がする。
このあたり、個人的な活動はまだ具体的に発信できる状態にはないが、気づくことからはじめると、案外いろいろなことに取り組めると気づく。育児休暇が取れないと叫ぶよりは、準備できる時間をどれだけこどもに使っているかで考えた方がロジカルだし、休める人たちがこどもを支える仕組みを、家族、地域、知人でつくる方が、保育所をつくれと行政に訴えるよりスピードも早く、自由度も高い。待つこと、意見を通すための努力をつづけることは大切だが、同時に、今できることを、少しずつ前に進めるのは、とても大切だ。
私は、今年、学校も落ち着いてきたこどもにプログラミングを教える。できればそこから、コミュニティをつくりたい。先生に、ITの楽しさを気づいて欲しい。そのために協力できることを、こちらから投げかけている。ここからビジネスを教えることも、海外とつながることも、社会を体験することも不可能ではない。どうしたいかは、こどもたちに任せたいと思っている。
こどもは、常に見ている。世界を、社会を、大人を、自分を。善し悪しを考える前に、吸収し、真似る。何度も私は大人の感覚が間違っていることに気づかされた。せめて、ひとつでも多くの機会を、年を多く取っている世代が、次の世代に渡してあげることができれば、こどもは自ら動く。その可能性に貢献していきたい。

産経新聞・社説
北朝鮮の党大会 未来なき核路線放棄せよ

読売新聞・社説
日比防衛協力 海自機貸与で監視能力高めよ

こどもの日にはあまり耳にしたくない話題だが、世界の平和は無償ではない。誰かが努力しているから、自分が休めている。その意味では重要な話題ではある。だが、両紙の主張は、大人さえ理解に苦しむ一方的なものだ。こどもに訊かれたら答えられない。
読売や政府は、毎日の視点にどう応えるだろう?私は、毎日の言う「既成事実」という感覚を中国が利用しないかが心配になっている。
北朝鮮のリスクには、私も産経と同意見だ。様々な事態を想定する。これが大人がこどもに伝えるべき大切なことだ。残念ながら政治はこのあたりの情報開示をする意志はない。社会で学ぶには、学校が教えるより、親が教えることではないだろうか?

人民網日本語版
熊本地震 日本の震災救援と復興に新たな特徴 (2016.5.4)

ここまでの分析を、仮に中国で災害が起きた際に、日本のメディアはこの短期間でできるだろうか?防衛費に脅える前に、情報戦で負けている。収集能力でも、分析でも、操作でも、ハッキングでも、日本が中国に勝てる気がしない。日本の安全保障の方向性は正しいのだろうか?

Financial Times
ブレグジットが意味をなさない10の理由 (2016.4.27)

いよいよ本気で、メディアが騒ぎはじめた。アメリカ大統領までが諭しにいくほど、英国民は本気でEUからの離脱を検討している。人に待てと言われると、行きたくなるのが人の性だ。結果はどうなるだろう?ロシアが、そして中国が、偶然の結果のあとに生まれる奇跡を狙っている。

Wall Street Journal
トランプ氏の独走、アジアで警戒-各国の反応 (2016.5.3)

世界が少しずつ、アメリカのリスクに向けて身構えはじめている。もし彼が大統領になるなら…私も保有している米ドル系の資産をどうするかは考える。いつ凍結して没収と言い出すか判らない大統領だ。その前に引き上げる準備くらいはする。私は、注目を集める才覚はすごいと思うが、絶対に信じられない。状況が変わったら、平気で「I love Hispanics!」と笑える人だ。アメリカの大統領が、こういう人になる時代が来るとは思わなかった。
事業をアメリカにどう展開するかもリセットする。いま、私はベイエリアのあまりの物価高騰と、バブルが頂点に達している現実を見て、アイドリングしている。だが、トランプ氏ならアイドリングではない。リバースさせる。私のような零細がこの感覚だ。金融や自動車産業は、すでにスタンバイしているのではないだろうか。政治が分析して答えを出してからでは遅い。政治より先に身構えるべきだろう。鳩山氏が沖縄にしでかした失態どころではない。世界をこの人物ひとりで大混乱させることになる。

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