ORIZUME - オリズメ

2520.報道比較2016.2.17

2520.報道比較2016.2.17 はコメントを受け付けていません

Wall Street Journalに寄稿されたシンプルなコラムが興味深い。アジアの未来は、予想どおりには進まない。賛成する。

[amazonjs asin=”4778316355″ locale=”JP” title=”図解でわかる 14歳から知っておきたい中国”]

Wall Street Journal
「アジアの世紀」支えてきた前提に疑問符 (2016.2.16)

とてもシンプルで、納得できる考え方を寄稿してくれている。日本の成長のストップは人口減による、という説と同様に、シンプルな主張には合点がいく。この説に賛同するなら、アジアの未来は暗い。日本と同じアプローチでは、中国も、東南アジアも未来は想像どおりにはならない。たしかに、輸出主導の消費地の人口が、生産地の人口より少ないのであれば、支えられるわけがない。無理に支えるなら、通貨価値を下げるしかない。それに似た策は各国がすでに行っているが、結果、いつもドルに引きずられる国家財政になる。
私たちはどうすべきなのか?アジアの未来を悲観する話ではなく、日本のやり方に未来がないと言われつづけて20年。まだ抵抗して財政を疲弊させている。行くところまで行かないと軌道修正さえできないのがアジアだろうか?違う。その証明を、私たちが率先してすべき時ではないだろうか?

[amazonjs asin=”4000287427″ locale=”JP” title=”新興アジア経済論――キャッチアップを超えて (シリーズ 現代経済の展望)”]

毎日新聞・社説
マイナス成長 奇策より地道に改革を

黒田氏の日銀が奇策とだけ捉えられているのは、不幸だ。政府が日銀依存で経済の仕事をまったくしていないだけだ。前向きに仕事をしていないのは私たちも反省しなければならない点だが、株価、法人税と、恩恵を教授できる対象を、やはり政府は見誤っている。このまま政権が失速するのは確実だが、違うやり方の提案は、他の野党からも見えない。

[amazonjs asin=”B018FQHTQ8″ locale=”JP” title=”マイナス金利―ハイパー・インフレよりも怖い日本経済の末路”]

Financial Times
効き目を失うマイナス金利 (2016.2.16)

毎日よりは、世界の経済紙の方が現状を学ぶには的確だ。政治が仕事をしていない。それは、私たちが人気だけで支持率や投票率を左右させてしまうからかもしれない。いつしか、金融の安定が目的のはずの中央銀行が、サプライズをつくる組織に変質してしまった。私利しかない金融トレーダーは、すでにマイナス金利でどうやれば利益が出るかのメカニズムは準備できているだろう。そうなると、これも麻薬でしかない。その暴利は、また金融街にだけ蓄積される。悪循環を断とうとしたのはイエレン氏だけ。中央銀行が手を差し伸べるべきは、マーケットでも金融機関でもなく、財政であり、国家の発行する通貨のはずだが?

[amazonjs asin=”4828305920″ locale=”JP” title=”緩和バブルがヤバい 追いつめられる中央銀行総裁達”]

人民網日本語版
国際秩序と中国の役割 中国は世界の脅威か (2016.2.16)

正しい論理に見えるが、シナ海で起きていることは、この論理からまったく反している。米国主導ではなく、民主主義、法治というルールへの挑戦に、国際社会は反発している。シンプルに言えば、世界は中国ではなく中国政府に批判的なだけだ。

[amazonjs asin=”4794218265″ locale=”JP” title=”中国共産党 支配者たちの秘密の世界”]

産経新聞・社説
北ミサイルの脅威と国防 敵基地攻撃能力の保有検討を始めよ

日本経済新聞・社説
中国は日米韓と連携し北朝鮮に圧力を

読売新聞・社説
朝鮮半島緊張 「北」の軍事挑発に警戒怠るな

昨日、揃ってGDPの話題で揃った3紙が、今日は北朝鮮で一致。この北朝鮮の話題に目を向けさせたいのは、安保法案の正当化、経済失策、スキャンダルからの話題回避を狙う与党の感覚に一致している。いつまで騒いでいるのか?騒いで何になるのか?不自然だ。

[amazonjs asin=”4812210321″ locale=”JP” title=”戦時統制とジャーナリズム―1940年代メディア史”]

Comments are closed.