ORIZUME - オリズメ

2468.報道比較2015.12.27

2468.報道比較2015.12.27 はコメントを受け付けていません。

自由。それは、どこに?年末に重いことを考えさせられるほど乱れている。

朝日新聞・社説
高浜原発 再稼働に反対する

いま一度、話題にしたことはありがたい。だが、論理武装が弱い。原発反対派に見える傾向だ。ヒステリックで感情的な主張、「あるべき」という理想論に終始している。日本国内の原発の危険は除去もされていないし、管理能力はまったくアップしていない、そして責任の所在も未だ不明確にも関わらず、だ。政治の責任を追求している状況ではない。冷静に危機を列挙すれば、電力会社、政治、自治体のいずれも言葉に窮するだろう。それでも再稼働してしまうのは、反対派のやり方があまりに稚拙だからだ。前回の裁判が裁判長の感情に左右されたように片付けられてしまった。政府に強力なスピーカーがいるとも思えないのだが、何にここまで手間取っているのか?野党もメディアも能力不足だ。

毎日新聞・社説
ゆうちょ限度額 政治の思惑で動かすな

ゆうちょを政府保証で安心と思う人は、もはやいないのではないだろうか?年金世代ならあり得るのだろうか?そうやって国家を信じて預金が消えたり、負ける戦争をいつまでもつづけられたりしたのだが。盲目的に信じることは、国家にもメディアにももはやない神話だ。自民党が集票を理由にこんな行動に出たのなら、野党は批判に使えばいい。全体に、50年以上前の価値観、自民党と同様の低いレベルの主張だ。

日本経済新聞・社説
文科省は国立大をどこに持っていくのか

国の態度には呆れる。これではやがて公立の小中学校同様、大学も市立が公立を圧倒するだろう。競争とは作為を持って行われるものではない。国家が描く戦略に合致させるとは、こんな呆れる要請ではない。どんな未来にするかのグランド・デザインさえ描けないで「一億総活躍」という国家が、特定の分野などと道をつけるのは無理だろう。
大学側も、少しは反省すべきだろう。補助金依存から脱皮するための経済モデルを大学自身も持つべきだ。だからカネを絞られると声を出せなくなる。学業を放り出してビジネスや就職に傾注するから批判される。何事も「バランス」だ。そのバランス感覚が、行政も大学もあまりに粗末な答えしか出せていない。

読売新聞・社説
防衛費5兆円 同盟強化に役立つ装備調達に

隠していればいいのに、余計なことを。大きな声で社説で言うのは、アメリカへのアピールだろうか?事前にアメリから要請があったのだろう。新しい安保法制はアメリカに利益誘導するためと明らかになったようだ。

Wall Street Journal
米石油大手、2016年の原油一段安に備え操業費削減へ (2015.12.26)

賢明な会社なら、変動する評価額に甘い見通しは使わない。アメリカのオイル産業も、今は堅実な事業をしているようだ。少なくともOPECよりは冷静にマーケットを見ている。オイル価格が上昇した時、投資するとしたらアメリカだ。このマーケットの苦しさを、誰より理解している。

人民網日本語版
米国はダブルスタンダードを放棄すべき (2015.12.25)

情報統制に関してのアメリカ政府の態度は不誠実だ。これはアメリカ国民、アメリカ企業を含め、世界中が認める。NSAもCIAもFBIも、情報収集ではいつも叩かれている。中国がそこを叩くのは正しい。だが、大いなる差異がアメリカと中国の国家には存在する。アメリカでは、国家に抵抗して批判し、協力しないことが許される。Appleは未だに政府にこの件では協力していない。個人も情報提供を拒否する権利を持っている。もしそれと同じことを中国でしたら?操業停止、逮捕、監禁、収監…違うだろうか?そこが自由な国と、独裁国家主義との違いだ。アメリカには大いなるダブル・スタンダードが存在する。大統領と議会が違う意見で争うこともある。国家に個人が争って逃げることだってある。スノーデン氏のように。中国では、マーケットで国家にそぐわない取引をしただけで逮捕だ。言論の自由以前に、自由そのものが中国にはない。自由に関して中国が他人を嗤える日は、国家が態度を変えるまで、長い時間がかかるだろう。

Comments are closed.