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2449.報道比較2015.12.12

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Information Ageの次に来る、Intelligence Ageのイメージが見えてきた。感情。ISが突き付けている恐怖こそ、私たちが次にコントロールすべきターゲットだ。

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Wall Street Journal
ISが狙う「報復の連鎖」、試される西側社会 (2015.12.11)

さすがWall Street Journalだ。この感覚を伝えてくれるだけでも、対価を払う価値がある。日本の新聞は、平然とテロに屈するな、戦えと言っていた。その無知さを反省すべきだろう。
冷静な人なら、最初から気づいている。憎しみは憎しみしか生まない。ISがそれを巧みに利用しているかまでは知らなかったとしても、妄信的に自らの命を絶つほど追い込まれている人の不幸を救えなかったことを悔いること、無計画で無差別な暴力への恐怖はあっても、その背景にある宗教だけを批判すれば問題が解決に向かうことなど、あるはずがない。それをアメリカの大統領選挙に立候補している人が、さらに共和党でもっとも人気を持っていると言う現実が、世界がまだどれだけ未熟か、どれだけ「私は冷静だ。ISになど負けない」と言っていても、操られてしまうかに気づいていない。私自身が、その思いを新たにした。詐欺や犯罪と一緒だ。だまされないと過信するほど、そのワナにはまりやすくなる。用心だ。

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産経新聞・社説
水際警備 靖国事件は重大な警鐘だ

まだ疑わしいだけなので、この人物への感覚は、私はまだ不審なだけだが、産経の言うとおり、警備、監視が甘かったという危機感は持つべきだろう。イスラム系は徹底的にチェックしているようだが、偏った感覚が逆効果になっている気がする。少なくとも、いつもの韓国批判に陥らなかったことは歓迎する。

毎日新聞・社説
ワタミ和解 ブラック企業の一掃を

2日前に朝日が早々に取り上げ、昨日の読売、今日の毎日と、後を追うようにつづいている。この話題をマスコミ、そしてネット系の企業でも語る資格のない面々はいくらでもいる。コンビニ、運送、食品…どこからも出てくるのだから、業種業態の問題ではないのだろう。新聞が無責任に社説で根絶を訴える姿には違和感がある。特に、昨日の読売には。どれだけ無理な営業手法をしているか、知らない人はいないのではないだろうか。ブラックそのものだ。
働く人たちにだけ理解が伝わればいいと思う。命の危険を感じてまでつづけた方が良い仕事など、この世にはひとつもない。海外では、兵士さえ嫌だったら逃げる。ハラを切って責任を取るなど、「悪い意味で信じられない」。責任を全うして死を選ぶなど、美しくも何ともない。無駄死に。それで未来はひとつも変わらないのだから、さっさとやめて新しい役に立つことをすべきというのが正しい。不景気になり、仕事がみつからなくなると、この感覚がまた遠のく。ようやく手に入れた仕事と惜しさを感じるのも判る。だが、役に立たない仕事、世の中に必要と思われない仕事は、つづけるだけ害だ。疎まれてつづけて稼ぐカネを放棄する勇気がいる。そんな人には生活保護というシステムは悪ではないことを徹底して伝えるべきだ。

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読売新聞・社説
中国の原発増設 世界を席巻する日が来るのか

今のようななし崩しの再稼働、安全が担保されたかをうやむやにしたままの見切り発車をつづける限り、日本の原発が信頼されることは、国内でも海外でもないだろう。本気で立て直したいなら、本気で反省し、改善すべきだった。そのステップを踏まずにインドに売り込む政治姿勢を見る限り、我々にチャンスはないのだな、と理解している。

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朝日新聞・社説
秘密法1年 疑念はぬぐいきれない

今のままの安定政権がつづけば、やがて一線は簡単に越えるだろう。明るみにでないだけで、もう越えているのかもしれない。やはりひどい法だと思う。野党には、秘密法、安保法制の廃案だけでも合意形成できるはずが、未だ意味のない組織抗争をつづけている。与党は不思議と危機感を持ったような軽減税率案とバラマキを考えている。どちらの姿勢も次の選挙にはマイナスになることばかりだ。まだ選ぶに値する人も政党もみつからない。政治に頼らないやり方を少しでも模索するのが一番だ。

日本経済新聞・社説
起業の裾野を広げる工夫がもっと要る

国が推す期待をしている限り、日経のかけ声が効果を上げる日は来ないだろう。起業とは、字そのもの、自身のモチベーションが絶対条件だ。投資するかの決断の最後も、おそらく熱意だ。その強さがないとは言わない。その教育も行われていると思う。人に言われて、国策のように熱意を煽るのは意味がない、と私は思う。安定した雇用がないと言われ、派遣労働が4割と言われる中で起業を推すとは、バランスがいいとは思えない。

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人民網日本語版
世界の平和・発展への中国の貢献 (2015.12.11)

中国が国際平和のリーダーシップの中心になる日はやがて来るだろう。世界も期待するだろうし、そのための資金も持っている国になりつつある。ロシアとの距離感、アジアでのリーダーシップ、アフリカへの貢献、中東との禍根のなさ…アメリカができなかった領域での期待は大きい。だが、日本だからという色眼鏡を外しても、今のシナ海、台湾、香港での手法から脱皮しない限り、中国が中心になれることはないだろう。欧米の価値観に合わせるという意味ではなく、どこの国の感覚でも、過去の中国のやり方は平和の活動ではない。どちらかと言えば平和を乱している。アメリカがすべての平和をつくってきたとは思わない。彼らも矛盾だらけ、国益優先、不公平な介入ばかりだ。だから、その時の批判は甘んじて受ける。アメリカの口から、今回の人民網のような理念だけの平和を唱える主張は聞いたことがない。それがどれだけ失笑を買うか判っているからだ。

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