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2406.報道比較2015.10.31

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FOMC、日銀、5中全会…結局、どこも凪いだまま、10月の節目を折り返す。アノマリーで動いた人が後悔しない結果になるといいが…

Wall Street Journal
「一人っ子政策」の弊害、今後数十年続く (2015.10.30)

朝日新聞・社説
中国一人っ子 出産規制全廃すべきだ

日本経済新聞・社説
中国社会の変化促す「一人っ子」政策撤廃

人権面から見れば、欧米の価値観でなくても、一人っ子政策は最悪の手段だろうし、国家に生まれる人口の歪みは、長期にわたって国家形成に影響を与えるに違いない。あまりに人口が多いからといって、許されたのをいいことにダラダラと不毛な制度をつづけたことは、途方もない後悔を招くだろう。人口は抑制されただろうか?そうかもしれないが、それが国家にとってしあわせなことだったのだろうか?もし中国に自由が宿った時、一人っ子政策は、ドイツにとってのナチス、日本にとっての軍国主義時代に通じるほど恥ずかしい過去になるかもしれない。
もし、これに似ているとしたら…アメリカの銃。中国がアメリカを子馬鹿にできるネタには、十分だ。

産経新聞・社説
物価目標先送り 脱デフレへ政策の強化を

毎日新聞・社説
2%物価目標 固執は政策の信用失う

黒田氏が苦しい対応をしたとは聞いている。ここから先、今までのやり方に固執すべきかは、毎日の言うとおり検証すべきだろう。インフレになってもっとも困るのが国債を抱える日銀自身で、日本政府のはずが、意図的にインフレに持ち込むポーズで資産価格と賃金だけ上げようなど、虫の良過ぎる話だった。原油が安かったのはむしろミスをカバーする幸運と捉えるべきだったはず。
それでも、彼が今までしたことがミスだったと思う人はいないだろう。そして、答えなかったのは政治であり、成長を創出できていない民間だということも。黒田氏の本音は、物価は上がらず、賃金だけ上げて欲しい。設備投資を増やして欲しい。それだけだろう。その基盤を、政治は戦略ではなく圧力で仕立てようとした。応える意思を見せているのは旧体質のマンモス企業ばかりだ。胎動は微塵も感じられない。

人民網日本語版
人民銀が利下げ、銀行に預けておくと資産が減る? (2015.10.30)

打つ手はどれもセオリーどおり、日本にとってはいつか来た道に見える。失われた30年の中にいる先人として経験から言えば、一般の人へのアドバイスは、投資すべきは「自分自身へ」だ。資産は預けていても増えなくなる。肥やそうとしても肥えなくなる。稼げる自分になることだ。仕事がなくなり、挑戦意欲が萎える。日本で着実に安定したのは、自らに投資して学び、新たな挑戦をして新しいスタイルを確立した人たちだ。しがみついた人たちは、みな苦しんでいる。
国家には、通じはしないだろうが、もっとも大事なのは「大胆さと信頼」だ。バズーカは一度しか通じない。そのインパクトで、着実にムーンショットを決めなければならない。決まらなかったとしても、動じないことだ。信じられる次の奇策を次々に撃てばいい。FRBのように。躊躇した日本は、今も沈んでいる。まだ1.5%。先進国にとっては夢のような金利だ。手はいくらでも打てる。やる時は、世界が驚くほどの手を打たなければ、インパクトにはならない。その手を打つべきは、いつだろうか?

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