ようやく今日あたりから仕事の目処も見えはじめ、年末にMac OS XをYosemiteにできそうです。
レビューを見ると、辛口な意見も多々見られますが、私はiOSのスクリーンをムービーでキャプチャできるQuickTimeを使いたくて仕方なく…ノロマな仕事で、ここまで時間が作れませんでした。
とはいえ、事故った時にリカバリーするためにも、OS XのインストーラをUSBで準備します。
今回は、Yosemiteにはいつでもできると思うので、Mavericksです。
落ち着いてきたら、Yosemite用のインストーラにリプレースすると思います。
Appleのサイトの解説が、リニューアル後にけっこう親切にアップデートされました。
以前は「なるべくなら、やらないでください」という意志が感じられたんですが、判りやすくなりました。
それでも「コマンド・ライン」と言われるだけでアレルギー反応が出る人もいるかと思います。
(私もなるべくなら避けたいタイプです…)
回りくどいですが、今後の自分のためにもログしておきます。
すべて、Appleのサイトの補足です。
1.Mac App Store から OS X インストーラ App をダウンロード
もう古いMavericksは検索しても出てきません。
「購入済み」から進むのがシンプルです。
ダウンロードするとそのままインストーラが起動するので、終了します。
ダウンロードした実体は「アプリケーション」の中にいます。
2.起動可能なインストーラに変換するボリュームをマウントする。
私はUSBにしました。Mavericksはインストーラで5.35GBです。それ以上のサイズならなんでもいいのですが、すべて消去してインストーラだけの状態になるので、外付けハードディスクは無駄なので現実的ではないと思います。
3.createinstallmedia ツールを使用して、手順 1 のインストーラ App をベースに、手順 2 のボリュームを起動可能なインストーラに変換。
本題です。
ターミナルを起動
はじめての人は、アプリケーションの中の「ユーティリティ」の中にいます。
コマンドをコピーして、必要な場所だけ修正
以前は例もなく、かなり悩ましかったですが、判りやすくなりました。
コマンドをバラバラにして解説します。
sudo /Applications/Install\ OS\ X\ Mavericks.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume --applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ Mavericks.app
途中のスペースは、変な場所にスペースが入ると動かなくなったりしますが、多めに入れる分にはフツーは動きます。
- sudo おまじないみたいなものです。詳しく知りたい人は、この4文字で検索すればすぐに答えは見つかります。
/Applications/Install\ OS\ X\ Mavericks.app/Contents/Resources/createinstallmedia
ここまででひとまとまりです。ダウンロードしたインストーラの中に、createinstallmediaというものが入っているのを呼び出しています。インストーラを別の場所に動かしたりしていなければ、このままで動きます。別の場所に動かした場合は、/Applications/までの部分を、インストーラのある場所で指定すればOKです。--volume /Volumes/MyVolume
ここまででひとまとまりです。どのボリューム(外部ディスク)に入れるの?を指定します。おそらくここしか直さなくてOKです。日本語を使っていると厄介なので、外部ディスクの名前を半角で判りやすくします。Diskにした場合、「MyVolume「を「Disk」にするだけ(--volume /Volumes/Disk
になる)です。--applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ Mavericks.app
最後のひとまとまりです。これもコピーしたいインストーラの場所です。最初のまとまりとパスは同じはずです
実行
パスワードを一度、求められます。sudoというおまじないをかけたからです。
Macの管理者パスワードを入れます。
最後に「(これから書き込もうとしている)ディスクの内容が全部消えますよ」と警告があって、「y」を入れると進行します。5GBなので、それなりの時間がかかります。
終わったら、マウントできるか確認すればOKです。